今日は朝から、ふと思い立って朝日の森天満宮へ向かった。

町の中にある神社なのに、一歩足を踏み入れると空気がやわらかくて、とても落ち着く場所だった。

最近ずっと抱えていたこ。
これから先のこと。
お金の不安。
心の奥にしまっていた素直な思いを、静かに話してみた。

不思議だったのは、「大丈夫だよ」と言われたわけでもないのに、否定されず、そのまま受け止めてもらえたような気持ちになったこと。

帰ろうと歩き出した時、奉納された木板が風に揺れて、カタカタと優しい音を立てていた。

来た時には気づかなかった音。

でも帰り道には、その音がとても心地よく耳に届いた。

少しだけ心が軽くなっていたのかもしれない。

そのあと立ち寄ったのは、蔵和紙カフェ「カクニ」。

店主さんのご実家の蔵を改装したお店だと聞いて、さらにその空間が好きになった。

ブラジルコーヒーとカステラをいただきながら、店主さんと長野県の話に花が咲く。

中野や小布施に行ったことがあるという話を聞いて、故郷が少し近く感じられて嬉しかった。

帰る頃、一組のカップルがお店に入ってきた。

彼女さんが私に軽く会釈をしてくれたので、私も自然と笑顔でぺこり。

ほんの数秒の出来事なのに、その小さなやり取りまで温かかった。

今日は一日を通して、「受け入れてもらえる」という感覚に何度も出会った気がする。

神社でも。

カフェでも。

人との何気ないやり取りの中でも。

ずっと抱えているお金への不安は、今日ですべて消えたわけじゃない。

でも、不安をひとりで抱え込まなくてもいいのかもしれない。

そう思えたことが、この日の一番のお土産だった。