ナクシタコトデ エルモノ | 胡蝶の夢

胡蝶の夢

虚ろいゆくモノを儚い記憶にとどめて……

高校のとき俺には彼女いたんですよ。

でも、卒業式の日、俺は何も言わずにいなくなった…

その後その子とは、何の連絡もとってない。

あのときの俺は、自分のことだけでいっぱいいっぱいで…

自分のことしか考えられなくて…


失って気付いた。

その子が自分にとって どれだけ大切だったのか…

俺がどれだけその子が好きだったかを…

自分がどれだけ愛されていたかを…


自分が最低なことをしたのはわかってる。


でもね、後悔はしてないよ?

どうすることで得たものもあるから。

今は何を得たのか良くわからないけど、確かに手ごたえはあるから。

今は、必死にそれを掴みに行くだけ…


あの時の気持ちを、胸の奥にそっとしまってって…