010 八正道 (4) 正業〔ショウゴウ〕 | じゅんの仏教ブログ

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 八正道、4番目は、「正業〔しょうごう〕」(サンマー・カンマンタ)です。

 正しい身体の行いをするという実践です。
 具体的には、次の3つの行為をしないようにすることです。

1、殺生をしない(不殺生〔フセッショウ〕)
 他の生命を殺さないことです。自ら死にたいと思っている生命はおらず、みな幸福に生きていきたいと思っています。「すべての生命は平等であり、すべての生命は幸福に生きていきたい」のが、仏教の道徳です。自分が殺されたくないのなら、他を殺していいという結論はありません。
 「殺していけないというのなら、半殺しならいい。」というふうにもなりません。不殺生は、他の生命を傷つけないという精神を説いています。
 他に迷惑をかけたり傷つけるのでなく、他を慈しみ、助ける生き方が説かれています。

2、偸盗をしない(不偸盗〔フチュウトウ〕)
 偸盗とは、盗むことです。偸盗は、自らの欲の実現のために他人の権利を奪うことです。窃盗〔せっとう〕だけが偸盗でなく、「与えられていないものをとらない」と説かれています。ですので、賄賂や詐欺、税金のごまかしなども、偸盗になります。
 仏教では、「糸1本でも盗むなかれ」と説いています。たった糸1本でも盗んだら、次は糸1巻きを盗み・・・・・というふうにエスカレートしてしまいます。

3、邪淫をしない(不邪淫〔フジャイン〕)
 邪淫とは、邪〔よこし〕まな行為です。不倫などの、反社会的な他に迷惑をかける性的行為のことです。自分の楽しみを追求するために、他に迷惑をかけることになります。

 以上、3つの行為をしないように生きる修行が、正業の修行となります。

 ありがとうございました。