ついにやってきてしまった。
手術自体は目の濁りがとれるから、前向きな気持ちなんだけど
やっぱり術中になにか起こらないかとか、いろんな不安が出てくる。
こんな小さいうちに全身麻酔で目にメス?入れられるなんて![]()
*手術方法
先天白内障の乳児に対する手術は、角膜輪部から器械を挿入して混濁した水晶体と前部硝子体を切除する方法です。小眼球などの合併症がある場合には、緑内障などの重篤な術後合併症を防ぐため、通常より細い器械(25ゲージ)で侵襲の少ない手術を実施しています。
術前の2時間前ぐらいから点眼のミドリンPを差して瞳孔を開かせる![]()
子供はな、なんで僕のことを押さえつけて、変なものを目に入れるなあ
と言わんばかりに暴れてしまうため、看護師さんと2人で、共同作業でした、、(笑)
1回目の目薬の時間になっても看護師さん来ないから、忙しいんだろうなと思って、
10分ぐらい待ったけど、来ず![]()
あまり時間遅れると手術時間までに瞳孔散大が間に合わないかと思ってナースコール押しちゃった。
看護師さんは「起きたよっていうコールですか」っていうから、「目薬の時間かなと思って」と伝える。
「あっそうでした
」と急いで目薬を取りに行く姿を見て、昨日の17時からこんな朝まで働いて何人も患者さん受け持ってれば忘れちゃうよなあと。
手術予定時間の10分前くらいになんとか全部目薬差し終わりました![]()
手術用の服に着替えて、「本当にこれから手術するんだ」と実感わいてまた不安に駆られる。
旦那にもラインして到着したけど、コロナのせいで病室には入れず![]()
そうこうしているうちについに手術時間がやってきた…
朝8:40だったけど、まさかの夜勤看護師がオペだし…夜勤明けでオペ出しなんて大変すぎるだろ![]()
デイルームで待っていた旦那とオペ室まで行く。子供は抱っこで、とのことで抱っこしてオペ室へ。
なんにも知らないわが子は抱っこされて嬉しそう…。
希望があれば麻酔が利くまで家族一人がオペ室の中まで付き添えるとのことで、
最初は見てると私が辛くなりそうと思ってやめようかと思った。
けど、子供が頑張ってくれる姿少しでも見届けないとと思って私が付き添うことに決めた![]()
オペ室入ってからも私が抱っこしているから子供は全然泣かず落ち着いてた。
スタッフがうちの子のムチムチあんよが可愛いって言ってくれてうれしくなっちゃった![]()
そんでオペ台に乗せようとすると、怖くてギャン泣き、でもマスクから麻酔を入れたらすぐに眠っちゃった。
麻酔をかけられるまで抱っこしていたおかげでとーくんも落ち着いてたから、付き添いして本当に良かった。
手術自体は1時間と聞いてたけど、麻酔の時間も含めると2~3時間かかるのかなと思って、旦那とデイルームで手術終わるまで待つ。
待ってる間も順調に進んでいるのか気が気ではない。
どうかどうか無事に終わりますようにと願う。
11時ごろ看護師さんがきて、「手術が終わりました」と。
こんなに手術が終わるのって待ち遠しいのか![]()
迎えに行くとそこには右手、左足に点滴入っていて、モニターついていて、両目にガーゼをつけて医師に抱っこされているとーくんが![]()
こんな小さな体で頑張ったんだねと思ったら泣けてきそうだった。
医師からは水晶体とって目の奥を覗いたけど綺麗でした、特に問題なく終わりましたよ
、と。
本当に本当に良かった![]()
本当にとーくん頑張ったね。
病室に戻って少しの間だけならと旦那も一緒に入る。2人でとーくんをねぎらい、旦那は会社に戻っていった。
ベッドに戻ってからも目のガーゼが気になるのか、すぐに外そうとしちゃう。
ずっと機嫌が悪いし、だからずっと抱っこ。でもとーくんは頑張ったから私は抱っこするぐらい全然余裕。
手術から3時間後ぐらいに看護師さん、先生が来てガーゼを外して透明の度付きの眼帯を髪の毛を縛るゴムで固定。

うまく眼鏡みたいに付けれるように看護師さんと先生、私で試行錯誤(笑)
最初は嫌がってたけど、次第に慣れてくるのかつけててくれる。
ミルクを少し飲ませて問題ないから、水分摂取可能と。
だから、点滴もモニターも全部外してくれて晴れて自由に![]()
そして今後1,2か月さす目薬の差し方を教えてもらった。目薬を差そうとすると嫌な事されるってわかってるから大変![]()
とりあえずできるまで看護師さんが手伝ってくれることに。
手術で疲れたのか、いつもよりお昼寝が多かったけど、あとはいつもとそんなに変りないからよかった。
でも夕飯の離乳食は普通に食べてくれて安心。
本当にとーくん頑張ってくれました、お疲れ様![]()