昨日日本にいる両親と久しぶりにテレビ電話をしました。

 

いつもは口数が少ない父が止まらなかった…

 

両親は夕食中でたくさん美味しいものを見せびらかしてきた。

 

で、「日本が恋しいか?」という話題になりました。

 

今のところ私は「NO」かなと思います。

 

日本に帰りたいと心底思ったことはまだない…

 

強いて言えば、

 

・友人との飲み会や食事でたくさん笑う話す

・家族と犬とのんびりする

・うどん、そば、ラーメンなどの麺類

・コンビニのおにぎりやからあげとか手軽でお腹を満たすもの

 

が恋しいと話しました。

 

 

彼とも同じ話をして、彼も「その通りだね、君が一番時間やお金をさいていたことはそういうところだから恋しいだろうね」と。

 

 

 

さらに今朝彼が「日本のニュースを読んだよ。老人が年金が少ないからわざと犯罪を犯して刑務所に行きたがるんだって」と。

 

そういう少子高齢化に伴って増えてくる悲しいニュースや日本のメディア、たくさんのワイドショーで語られるたいだい同じニュースなどなど、日本にいるとそういうことが知らぬ間に耳に入って、心のストレスになっていたような気がする。

 

それに比べて、今はテレビも特に見ないし(イギリスにもそういうメディアがあるのかもしれないけど)、自分に必要なニュースを自分で選んで手に入れるだけ。

 

ファッションもそう。イギリスにいると、見た目より機能重視。だって寒いもの。日本にいると飾っていないとオシャレな店に入りにくかったり、友人の仲に入れなかったりするので、頻繁にブランドの流行を気にしたり…

 

でもこちらでは、どんなものでも本人が好きで着ていればどこで買ったものでもあまり気にしない。(もちろんブランド好きもいるけど)

 

だから私も日本から持ってきた着心地の良い服を好きに着ています。ずっと前に買って、日本ではもう着れないなと思ったものでも「I love your jumper!」なんて超大袈裟に恥ずかしくなるくらい褒められる。

 

「情報に流されないで、自分の好きなもの・ことをする、身に付ける」

 

私は今のそういう生活が好き。

 

 

 

日本人よりイギリス人の方が、「自分の目で良し悪しを決める力」があるように思います。

 

私は結構「THE流されやすい人間/疑うことを知らない人間」なので、このイギリスでもう少し自分の感性や判断力を磨きたいと思います。それが、「自分らしく」いることの第一歩のような気がします。

 

 

 

というように、私は今のところ「日本が恋しくない」です。

 

多分知らぬ間に日本の騒音の中で、私はだいぶストレスを溜めていたんだとブログを書いて改めて感じました。

 

 

 

 

 

 

大好きな国なのになぁ。

 

 

日本人の心が豊かになるような社会になってほしいなぁ。

 

 

 

 

 

 

と、すごく遠くからつぶやいてみました。