50代の皆さん、人生は楽しいですか？

私は相変わらず鬱々と過ごしております。

これは今に始まった事ではなく、物心ついた頃からで、

それでも懸命に生きては来ましたが、

人生を楽しいと思った事が果たしてあったのかどうか…

どうも世間の皆さんは概ね人生を楽しいと思っていらっしゃるらしく

長生きしたくないなどと呟くと

大丈夫かと心配されるので余り言わないようにしています。

…まあ、そうは言っても50代半ばなら、あと残り30年程ですしね。

嘆いてなんかいるうちに、どうせあっという間に終わってしまうのでしょう。

とはいえ、希望の見いだせない老年期を目の前に

どう生きて行ったらいいのだろうと考えます。

この先嘆いて30年暮らしたくない…

毎日死にたいと鬱々過ごしたくない…

そう考えていた時に、過去に自分の書いた記事を思い出しました。

この記事で紹介した、広島大学の岡本祐子先生の記事に記載されている、下記の図。

図の下の、5行の解説をお読みいただきたい。

「人生には計３回、「ほんとうの自分とは何か」「どう生きればよいのか」といった問に向き合う場面があり、そのつど危機を乗りこえる事で心の発達が進む。」

…とある。

私はこのラセンを二度、経験した。

思春期の頃、一度。思秋期となって、二度目を。

いずれもとにかく苦しく、荒れた真っ暗闇の海の中を、小さな小舟で行く先も解らず彷徨っていたような感じだった。

今私はたぶん中年期後期に居るのだろう。

次なる大きなラセンに今直面しようとしている。

待ち受ける大きな転落を前に足がすくむ…さあ、どうしようと思った時

この図の左にあるエリクソンの心理社会的発達段階の中年期を見てみると、

ジェネラティビティ（世代継承性）

その言葉が解決の糸口になるようである。

ジェネラティビティ（世代継承性）って何？という方に、下記の記事を。

こんな記事もありました。有難迷惑か…そう思うとちょっと憂鬱。

自分を救いたいがために、利己的に

ジェネラティビティ（世代継承性）を身につけ、利他に生きる。

解決の糸口はどうもそこにあるらしいが

さあどこへ行って何をしたらよいのか。

利己的に利他を生きる