ロシアの反体制指導者であったアレクセイ・ナワリヌイ氏が獄中で亡くなられた。

アレクセイ・ナワリヌイ - Wikipedia

あの国のする事である。自然死ではないだろう。

 

この方の名前を初めて知ったのは、毒を盛られた…という報道があった時だった。

現代にこんな事があるなんて…と仰天した。平和ボケの日本人で申し訳ない。

この事件を通して、ロシアで起こっている何か…を気にかけるようになった。

お恥ずかしながら、それまで私はロシア情勢に疎かった。

反体制派の人が何人も殺されている事実を知った。

 

コロナの頃、病院で医師の自殺が相次いでいると聞いた。

何かがおかしいロシア…

ウクライナへの侵攻で、日本に一気に情報が流れ込んで来た。

 

ナワリヌイ氏が帰国されたら収監されると知りながら帰国し収監されたとき、

(こいつら、本当に〇カばかり…やってられない。)

…とでも言いたそうな顔つきをしていた事を思い出す。

 

もし(自分が)死んだら…と聞かれたインタビューに、

「諦めるな」

と、伝えたと聞いた。

 

ロシアの街のソ連時代の弾圧の慰霊碑に

市民が献花をしているそうだ。

警察により捕まった人も居るそうだ。

市民の心に彼が命をかけて訴えた言葉は確実に響いている。

こんな事長く続く訳がない。