【顧客からの質問】デザインって“パッ"と浮かぶもの?? | Jump Start Blog

【顧客からの質問】デザインって“パッ"と浮かぶもの??

久々に質問コーナーです。


デザインってすぐに“パッ”と浮かぶものなんですか?
某総合病院 看護対策室 坂田様


現在お世話になっているクライアントからです。
実はまだ本成約していないので所属の名称は伏せておきます。


質問に対する答えは「Yes」です。

話を振られて、大半はすぐに瞬間的に映像が浮かんできます。


そしてその浮かんだものがそのままいけるかというと「No」です。


瞬間的に“パッ"と浮かぶものがそもそも何か?
それは私が過去に観てきた作品だったり情景だったり映像です。

例えば「アイドル」と耳にした瞬間に、
貴方が普段考えているアイドルにあてはまる具体的な人物が頭に浮かぶはずです。

「総理大臣」と聞けば、貴方にとって最も印象的だった総理大臣が
具体的に頭にすぐに浮かんでくるでしょう。


その類いのものです。“パッ"と浮かぶものは。



なので、その“パッ"と浮かぶものがクライアントが求めているものかと言うと
おそらく99%は外すことになります。むしろあたっていたら超ラッキーです。


しかし、ここからが重要です。


どうせ外すだろうと思って、言葉なり絵なりで表現しないと、
クライアントと本当にズレているかどうかはわかりません。
ひょっとしたら一致している部分もあるかもしれません。

始めに頭に浮かんだことを表現して伝えることによって、
クリエイティブな対話が始まります。

外すことを恐れていては進めないのです。


少々強引では有りますが、クリエイティブの大切なプロセスにまとめると。


1. 相手の話から浮かんだアイデアは過去の記憶の産物で外すことが多い。

2. しかし外れるのを覚悟でまずは表現して相手の考えとすり合わせていくことが大切。

おまけとして、

3. 毎回思い浮かぶものが「バカの一つ覚え」にならないように普段から色々な表現に触れましょう。


偉そう語ってみましたが、自戒も込めて。


桑畑タケル





桑畑タケル