公開から半月となり、そろそろシン・ウルトラマンについての感想や批評など。
未鑑賞な方は、回れ右❣
◎嬉しかった点
初代ウルトラマンの怪獣が禍威獣として登場しただけでなく、ウルトラQ怪獣も登場したこと。
ゴメス、パゴス、ペギラ、ラルゲユウス(!)など。
オマージュだらけだろうとは思っていたけど、まさか永遠のアイドル桜井浩子さん演じるフジ・アキコ隊員へのオマージュがあったこと。
(桜井浩子さんも、よろこんておられます)
スペシウム光線ポーズが古谷敏さんと同じで、大切な左手の甲が少し下がって指が上に反るところまで同じ。
CGによるこだわりかと思いきや、モーションキャプチャーが古谷敏さんそのもの。
本物のウルトラマン・スペシウム光線ポーズなのです❣
ウルトラマン、禍威獣、外星人基本デザイン・成田亨とエンドロールでフィーチャーされていたこと。
テレビ放映では放送倫理規定違反※となるため使えない「八つ裂き光輪」をザラブやゼットンに使ったこと。
※名称や効果が残酷すぎるため。
●気に入らない点
禍特対は科特隊同様、やはりオレンジ色の制服であってほしかった。
劇中では初代ウルトラマンでゾフィーと呼ばれていたのに今回はゾーフィ。
それはいいとして、ウルトラマン役の斎藤工はなぜかゾフィーと呼んでいます。
最終の敵がゼットンなのはいいのですが、フォルムが完全に使徒。
エヴァとウルトラマンを混ぜるな危険。
ウルトラマンが無口。
せめて飛翔するときの「シュワッチ」はほしかった。
メフィラスは日本語が堪能という設定なのに、浅草の居酒屋でウルトラマン役と酒を酌み交わしたあとのお勘定を「おあいそ」と。
おあいそとは客が「お勘定」といったときに店側が「愛想がなくてすみません」が転じておあいそになった。
客がおあいそというのは無粋。
庵野秀明さんの脚本にあったとしても、誰かスタッフが気づくべき。
