トリックなメール | ジャン魂G!

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上田の研究室。
デスクの向こうには、なぜか上半身裸の上田。
 
奈緒子「いたのか?」
上 田「ふんっ、YOUも好き者だな」
奈緒子「上田さん……、覚えていますか? 私たちの記念日」
上 田「おおうっ!? どうした、YOU?」
奈緒子「忘れてた、なんて言ったら、私……。うえ〜ん!」
上 田「……いい子だ、山田。泣きなさい。素直になりなさい」
奈緒子「わあ〜ん。うえぇぇ〜ん!」
上 田「僕が助けてあげよう。YOU、人間というのはな、キミが思っているほど、そんなに信頼できないものじゃないんだよ」
奈緒子「うわわぁぁん!」
上 田「(ミニカーを取り出し)ほうら、ブーブだよ。ほうら、泣くのはおやめ」
奈緒子「はい。あ〜スッキリした!」
上 田「……!?」
奈緒子「じゃ、私は帰ります」
上 田「おいっ! 何しに来たんだ」
奈緒子「たまたま通りかかっただけだ。居ると知っていたら来なかった」
上 田「何か言いたいことがあるんじゃないのか? 記念日って何だ?」
奈緒子「まさか、本当に忘れてるんですか?」
上 田「バカなことを言うな。私の天才的な頭脳が、忘れるなどという愚行を犯すはずがない。生まれて初めて授乳した時のことさえ、覚えているくらいだからな」
奈緒子「じゃ、今日がどんな日か、分かってますよね?」
上 田「……まあな。ただ、どうしてもと言うなら、ヒントくらいは出させてやってもいい」
奈緒子「完全に忘れてるじゃないかっ!」
上 田「どんと、来ぉ〜い」
奈緒子「ごまかすな!」
 
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