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空自F2戦闘機、訓練中初の墜落…乗員2人救助

墜落した機体と同型のF2戦闘機(航空自衛隊提供)

 20日午前9時20分頃、航空自衛隊築城(ついき)基地(福岡県)所属のF2戦闘機1機が、同基地北東約130キロの山口県沖の日本海上で消息を絶った。自衛隊が捜索し、洋上で乗員2人を発見、救助した。2人とも意識はあるという。空自は、飛行中に海上に墜落したと断定し、原因の調査を始めた。

 空自によると、F2は午前8時50分頃、3機編隊で同基地を離陸し、訓練飛行中だった。管制レーダーから機影が消えたため、空自の救難機などが捜索を開始。同日午前10時10分頃、洋上で緊急脱出用のゴムボートに乗っている2人を発見した。

 周囲の海面には大量の油膜が浮かんでいるという。空自は、機体の捜索を続けるとともに、2人から当時の状況を聞き取るなどして墜落原因を調べている。F2の訓練中の墜落事故は初めてという。

 F2は、全長15・5メートル、全幅11・1メートル。米国製のF16戦闘機をベースに日米が共同開発した。最大速度はマッハ約2・0。空自は2018年3月末現在で92機保有している。F2を巡っては、昨年11月、同基地所属の2機が九州沖で飛行中に接触し、機体が破損する事故が起きていた。空自は今回の事故を受け、訓練中の全戦闘機を各基地に戻し、安全点検を実施している。

 岩屋防衛相は20日、国会内で取材に応じ、「乗員が救助されたと聞いてほっとしているが、事故原因をしっかり究明し、再発防止につなげていきたい」と述べた。