関脇玉鷲、34歳で初優勝…2番目の年長記録

遠藤(右)を突き落としで下し、優勝を決めた玉鷲(27日)=多田貫司撮影
大相撲初場所は27日、東京・両国国技館で千秋楽が行われ、モンゴル出身の関脇玉鷲(34)(本名バトジャルガル・ムンフオリギル、片男波部屋)が13勝2敗で初優勝を飾った。
ただ一人2敗で首位に立っていた玉鷲は千秋楽の一番で平幕の遠藤に快勝。賜杯を手にした表彰式でのインタビューで、「毎日毎日、今までになく集中して本当に(15日間が)長かった」と喜びを語った。
2004年初場所、19歳で初土俵。34歳での初優勝は、年6場所制以降、37歳で優勝した旭天鵬に次ぐ2番目の年長記録となった。片男波部屋からの優勝は、1971年名古屋場所の横綱玉の海以来、48年ぶり。