秋篠宮(あきしののみや)ご夫妻の長女、眞子(まこ)さま(25)と、大学時代の同級生で法律事務所職員小室圭(こむろけい)さん(25)の婚約が3日、正式に内定した。
宮内庁の山本信一郎長官が記者会見して明らかにした。
眞子さまは天皇、皇后両陛下の初孫。一般の結納にあたる「納采(のうさい)の儀」などを経て、来年秋にも結婚式が行われる。眞子さまは結婚によって皇籍を離れられる。
天皇陛下は3日午前、お二人の結婚を承認する「裁可」をされた。これを受け、眞子さまは秋篠宮ご夫妻と皇居・御所を訪れ、両陛下にあいさつ。その後、両陛下に小室さんを初めて紹介された。お二人は同日午後3時から、赤坂御用地(東京都港区)内の赤坂東邸で記者会見に臨まれる。
関係者によると、眞子さまと小室さんは2012年6月、都内で開かれた留学生の意見交換会で出会い、週末に映画館や美術館などでデートを重ね、愛を育まれてきた。
皇族女子のうち、天皇の子や孫にあたる内親王の婚約内定は、2004年12月の両陛下の長女黒田清子(さやこ)さん以来、約13年ぶり。山本長官は記者会見で、「本日お二方のご婚約がご内定になりましたことは、私どもにとりましても喜びに堪えないところでございます。お二方の末永いお幸せをお祈りいたします」と述べた。