
大相撲名古屋場所千秋楽(23日・愛知県体育館)――白鵬が14勝1敗で39度目の優勝。
単独首位の白鵬は、横綱同士の結びの一番で日馬富士を寄り倒し、2場所連続で賜杯を手にした。大関同士の対戦は高安が豪栄道をはたき込み、9勝6敗で新大関場所を終えた。豪栄道は負け越しで、秋場所はカド番となる。関脇玉鷲も負け越した。三賞は、白鵬に唯一土をつけた御嶽海が2度目の殊勲賞を獲得し、千秋楽まで優勝争いに残り、13勝を挙げた碧山が2度目の敢闘賞。技能賞は該当者がなかった。十両は、優勝決定ともえ戦を制した大奄美が優勝した。
仙台市長選、野党系新人の郡和子氏が初当選
仙台市長選は23日、投開票が行われ、無所属の新人で前民進党衆院議員の郡和子氏(60)(社民党支持)が、冠婚葬祭会社社長の菅原裕典氏(57)(日本のこころ支持)ら無所属の新人3人を破り、初当選を決めた。投票率は44・52%(前回30・11%)だった。
自民党が歴史的惨敗を喫した2日の東京都議選後、初の政令市長選で、民進、共産、社民各党の県組織が共闘する郡氏と、自民、公明両党の県組織が支持する菅原氏の「与野党対決」の構図となった。自民党は、安倍内閣や党の支持率が低迷する中、仙台市長選を態勢立て直しの糸口としたい考えだったが、今後も厳しい政権運営を迫られそうだ。