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読売・号外メール
「クリントン氏が圧勝、トランプ氏も6州制し前進」

【ワシントン=小川聡】米大統領選で10を超える予備選・党員集会が集中する「スーパーチューズデー」が1日、全米各地で行われ、1日夜(日本時間2日午前)から開票が始まった。

米CNNテレビによると、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が7州・地域を制して圧勝。指名獲得に大きく前進した。共和党の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)も6州を制した。序盤戦最大のヤマ場で両者とも大きくリードしている。

今回のスーパーチューズデーで獲得できる代議員の総数は、民主党が暫定で1017人(予備選・党員集会の結果に拘束されない特別代議員含む)、共和党が595人。両党とも代議員総数の2割以上を占め、1日に争われる獲得数としては最大規模だ。

CNNによると、12州・地域で争われた民主党では、クリントン氏がこれまで6州1地域を制し、「7勝」を挙げた。クリントン氏は開票直後から、テキサス州(代議員数252人)、ジョージア州(同116人)、バージニア州(同110人)など勝負所とされる「大票田」で勝利を確実にした。

バーニー・サンダース上院議員(74)はオクラホマ州(同42人)のほか、地元のバーモント州(同26人)で勝利を確実にしたが、獲得代議員数ではクリントン氏に大差をつけられることになりそうだ。

クリントン氏は1日夜、フロリダ州で勝利宣言。「今回ほど重要な選挙はない」と呼びかけた。本選を見据え、「偉大な米国を取り戻す」と繰り返す共和党のトランプ氏を意識して、「米国を分断するのは誤りだ。米国を再び一つにしよう」と訴えた。

11州で開催された共和党では、トランプ氏がジョージア(代議員数76人)、テネシー(同58人)、アラバマ(同50人)、バージニア(同49人)、マサチューセッツ(同42人)、アーカンソー(同40人)の計6州を制した。

一方、大票田のテキサス州(同155人)は、地元のテッド・クルーズ上院議員(45)が獲得した。クルーズ氏はオクラホマ州(同43人)でも勝利を確実にしており、首位を独走するトランプ氏に食い下がっている。また、党主流派の本命候補に浮上したマルコ・ルビオ上院議員(44)はミネソタ(代議員数38人)で初勝利を挙げた。

戦いを優位に進めるトランプ氏は、1日夜、フロリダ州にある別荘で記者会見を開き、「勝利宣言」を行った。笑顔で登壇したトランプ氏は、「今夜は素晴らしい夜だ。偉大な米国を取り戻す」と語った。

ルビオ氏は今月15日に予備選が行われる大票田の地元、フロリダ州での必勝を期しているが、トランプ氏はすでに次の戦いを見据えて早くも同州で選挙活動を開始。ルビオ氏はスーパーチューズデー後に正念場を迎えることになりそうだ。