『深よみ娘｡』より
ｽﾀｼﾞｵでVTRを観ては“すごｰい”だの“おいしそｰ”だのと声を発することによって食い扶持を稼ぐ立場に身をやつしてしまったとはいえ､この4年間というもの､ずっと“自分は歌手である”というﾌﾟﾗｲﾄﾞを持ち続け､日々の努力を怠ることなく研鑽を積んだであろう人間が､初披露した待望のｿﾛが今週のﾍｷｻｺﾞﾝ2のｱﾚだ｡
自分が娘｡に在籍した頃はお互いにﾗｲﾊﾞﾙ心をむき出しでがんばっていたのに比べ､今のﾒﾝﾊﾞｰはみんな(悪い意味で)仲が良すぎると､何かと批判めいた言葉を口にしている人間のﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽがｱﾚなのだ｡
おもしれｰなぁ､矢口｡
4年という時間かけた大がかりなｺﾝﾄのｵﾁとしては､ﾍｷｻｺﾞﾝ2のｱﾚはなかなかのものだったと思うぞ｡
本人的には自分のﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽに満足がいったのか､感激のあまり紳助の腕にもたれて号泣するのもかなり意味不明な行動だったし｡ま､矢口得意の物言いをすれば､いわゆるｼｭｰﾙってやつなんだろうけど(笑)
ただｻｹﾞ(ｵﾁの後の舞台を下りる時の一言)に相当するであろうﾌﾞﾛｸﾞでのちゃらけた土下座画像は､ﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽとしてはちょっと弱かったかな｡もうちょっと他のやり方があったようにも思うんだけどなぁ…