●日本では台風と北海道の地震で
大変なことになっていますよね。。
被害にあわれた方、
お見舞い申し上げます。
自然のことはコントロールできない。
私がどうこうできないので、
その後にできること、
やっていきたいと思います。
●さて、
もう2ヶ月以上前になりますが、
第42代アメリカ合衆国大統領
のビル・クリントンさん
に会いに行ってみました。
私の住んでいる地域で
作家のジェームス・パターソンとの
談話会があると知って、
行って見たら、
家から5、6分のところのホールでした。
道路が閉鎖されていたり、
ちょっとものものしい雰囲気で、
自分はこんなところに住んでいたのかと、
びっくりした次第で・・・
海外で引っ越しを何回もして、
子連れで普通に住んでしまうと、
人混み方向には出歩かないのですね 汗
行動派なのに、
近所を散策していなかった
自分を反省しました。
●クリントン元大統領、
もう71歳です。
大統領時代の
20年前ほど前に比べて、
声が多少しゃがれているような、
発声がしっかりしていないような、
話し方としては、
年相応な印象を受けました。
●しかも、
エコーの響くホールであったため、
「声自体」
は聞き取りづらい環境でありました。
●純粋に、
クリアな発声で話す人が
マイクを通さず話している環境に比べて、
聞き取りづらい。
という状況だったわけです。
●しかし!!
「よく伝わってくる」のです。
コレは私たちにも
ある意味応用できることが
あるのではないか?
分析好きな私は、
開始5分以降、分析しながら聞くことにしました。
●英語を第2言語として学ぶ私たち。
・「英語力」と『伝えられる力』は
全く違います。
・日本語訛りは大人になってからは、
100%は無くなりません。
(何を言っているかあまりわからない人
とは、話を早めに終えたくなるのが
普通の人です)
伝え方を、意識しないと
スモールトークも、
深い話をできる人間関係も
スムーズに英語でできる
ようになるわけではありません。
●私たち英語学習者も
真似をして、取り入れるべきこと。
今回、クリントン元大統領から
学んだことは、とてもシンプルです。
「5つのポイント+おまけ」
でご紹介します。
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1、伝わる接続詞
2、伝わるStepping Stones(副詞含む)
3、伝わる話の構成
4、伝わる話し方
5、伝わるマインドセット
おまけ
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見ていきましょう。
1、伝わる接続詞
クリントン元大統領が
メインで使っていた接続詞。
少なかったんです。
ズバリいうと、
●Because
●So
●But
●And
超基本の接続詞です。
これは私も受講生の方に
普段資料の中で、
お伝えしている接続詞なので、
改めてシンプルである大切さが証明され、
とても嬉しくなりました。
●何語においてでも、
中年以降の大人の男性は、
比較的、小難しい言い回しをする。
ということは、結構的を得た
傾向だと思います。
(そうじゃない方ごめんなさい!)
私の義父も、
もれなくこんな感じで、
Butと言えばいいのに、
(逆接になるとき)
HoweverとかYetとか、WhileとかAsを
ガンガン使ってきます 笑
結婚当初は、
Howeverはまだいいとしても、
マシンガントークの中で
逆接でYet、While、Asとかを使われると、
頭の中で理解するのに大変でした。
●クリントンさん、
こういうことがなかったんですね。
見事に
Because
So
But
And
を使い回していました。
聞いている感覚として、
幼いということは、もちろんありません。
ただ、
「直球で話の流れが入ってくる」
という感覚がしていました。
私の推測ですが、
多分アメリカ人の同年代の人のみで
話しているときであったら、
多分彼の言葉のチョイスは
変わるのではないかと思います。
どう考えても、
彼は意図的に、
伝わりやすくするために、
このようなシンプルな接続詞で
話を繋げているのだと思います。
●色々なボキャブラリーを使うのは、
英語力を伸ばすためにも
大切なことですが、
「ここぞ、伝えたい」
という時には、
無理をするような、
言葉のチョイスをする必要は
ないのではないかと思います。
話す人が無理をしている。
ということは
聞いている側には、
話しが入って来づらい
と思いませんか?
特にプレゼンや仕事で
英語を使う方。
プライベートで
込み入った、真面目な話
をすることがある方。
意識してみてはいかがでしょうか?
手応えが変わるかもしれませんね。
続きの
2、伝わるStepping Stones(副詞含む)
3、伝わる話の構成
はこちら
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