これはあくまでも私の体験からの私の意見であり、
ご存知、ご承知の方はスルーして頂きたいと思います。
まず損切りするか保有するかについてですが、
自分の中でココだけは譲れない損切りラインは常に設定しておくべきです。
私も最初はそれすらできずに大きな損切りを連発していましたが、
大きな損切りは大きな経験になります。
それを我慢して耐えるとダメな経験になります。
次も耐えてしまうからです。
そして耐えている期間が長ければ長いほど
ストレスがかかって精神的にも肉体的にも疲弊してしまい、
次の儲けのチャンスという機会損失もあり、
更には新たな挑戦による経験値の蓄積の機会をも逸失します。
儲けるにせよ損するにせよ、そのときの地合を体験する機会を失ってることが
一番大きな損失かと思います。
自分の挑戦した結果のサンプルは沢山あったほうが良いです。
ほいみん氏のように知識、経験、資金力があり、
資金管理と資産配分をしたうえで、確たる思いで保有するなら良いと思いますが、
私の負け続けていた時期は知識、経験、資金力が全て無いにもかかわらず、
少ない資金のほとんどを勝っている人や有料情報の推奨銘柄などに注ぎ込んで、
下がればナンピンして、すぐに資金枯渇して沈没してました。
なにをどうしたら良いか分からなかったからです。
以後は出来る限り自分で考えて銘柄選択と売買をするようにしました。
凄い人の銘柄にはあえて触らないようにしたこともあります。
どうしても凄い人の銘柄のほうが確率高く儲かりそうに感じるので便乗したくなりますが、
自分の成長にはつながりません。
株価が下がるとHP更新を必死に待つようになるのです。
売りたくても「あの人が売ってないから」という理由ができるので自分の決断力が低下します。
現時点で私などはまだ全て大したものを持ってませんので
大失敗はしょっちゅうです。
大失敗すれば泣きたくなります。ものすごく凹みます。溺れたくもなります。
毎日減る資金を見て「これでいいのか?」と明日が見えなくなり、
眠れなかった夜も多々ありました。
そんなときは一番つらかった地合で一番つらかった資金量で挑んでいた時期を思い出し、
あのときよりはマシ!とか思いながら生きてます。
ちなみにつらかったときは資金最低を記録してから一千万になるくらいの3年間くらいです。
勝つことなく負け続けて残金70万になったとき。月平均-30でした。
余命2ヶ月とか思ってました。
その後、地合が良ければコツコツ勝てるようになりましたが、地合が悪くなれば負けるので
行ったり来たりでした。100万になってもすぐ70万に逆戻り。
200万になってもすぐ負けて100万に。300万になってもまた100万に。
600万になっても調子に乗って120万まで減らしました。
何度も何度も出直しを繰り返しました。それでも何年もかけて諦めずに挑み続けました。
その中でも一番つらかったのは4年前くらいだったかと思います。
地合が閑散になりすぎて半年以上負けっぱなしだったときです。
多くのトレーダーが去っていったと思います。
今は私も資金量では余裕がありますのでカナリ甘くなってますが、
資金量の少なかった当時は相当シビアにやってました。
もう後が無いというような状況では減らすと即退場が待っているので、
リスクは極力とりませんでした。ヘタクソなりにデイに徹してました。
当時は一銘柄一回の売買でしたので銘柄を絞って更にタイミングを目を皿にして
一日中狙ってました。一発撃って外してしまった後、もっと大きなチャンスがきても
入れない悔しさがありました。
そして持ち越しは本当に持ち越す価値があるものかどうかをよく考えてやってました。
含み損で持ち越しなど言語道断です。
資金量が少なくともヤリ方次第で成功の扉は開きます。
マインドも重要です。諦めずに挑み続けるには強い気持ちも必要です。
何をしても勝てない時期はあります。
そんな時は勉強するか辞めるかです。
私は勝てなかった時期は常にイライラしてて傍から見ると凄く嫌な人間だったと思います。
今は周囲に迷惑をかけるのは申し訳ないので極力明るく振舞ってます。
楽しむべきときには楽しむ精神状態くらいは維持できないと自分の投資生活どころか
周囲にまで迷惑をかけてしまいますからね。
私は私なりに毎日を有意義に前向きに挑みたいと思ってます。
投資スタイルや性格や時間制限などの個人差がありますので私のスタイルが皆様に
当てはまることも少ないと思いますが、このような私の経験や思想が
皆様の今後の投資生活において少しでもお役にててれば幸いに存じます。
とりとめのない長文となってしまいましたが、
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
皆様の飛躍をお祈りいたします。