南ヨーロッパにはシエスタの習慣がある地方が少なくない。ギリシャもそうだ。午後、昼食のあと、夕方4時から5時まで多くの店は閉店する。この時間帯は深夜と同じで、電話をかけたりすると顰蹙を買うそうだ。そして夕方再び活発になると夜遅くまで続く。夕食は10時ごろが普通で、レストランのピークもこのあたり。そして朝は早い。

暑い時間帯を避けるこの習慣は理にかなっているともいえるが、別の理由もあるのではないだろうかと想像する。孤独に対する恐怖、長時間人と接していない時間に耐えるのが怖いのでは、と感じる。
 
再び活発になる夕方、通りには多くの人が自分の椅子を持ち出して座っている。いろんな人に語りかけ、自分は孤独ではないということを、確認しているようでもある。