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スウェーデンでAdagioライフ

2013年3月。右も左も分からない北の国スウェーデンへ引っ越して来ました。右も左もって。。。左くらいは分かるだろうと思いきや、甘かった。寒いしね。そんな私の生活日記です。

この曲を初めて聞いた時はビックリしました。
第一楽章は、小鳥が鳴いてるような、でも会話のやり取りのような感じがします。
途中、会話が噛み合っていないような印象を受ける10小節があって、弾き方を研究するのが面白いのです。

私はこの第一楽章が一番好きなんです。不思議なのは、一旦弾き出すとまるで坂道を転がり落ちるかのように指が動きます。ミスが多い上に上達が遅い私は、怪我をしながら坂道を転がっている感じでしょうか。( ;∀;)
最近私はソルフェージュなんてものをやり出し、対位法とはなんぞやと疑問を持っていましたが、この第一楽章に対位法散りばめられています。か?
小学校の時に合唱で歌ったカエルの歌のように、音の追いかけっこから始まって繋がり鍵盤が同じ高さのまま移動していくという。
バッハのフーガが対位法なのかなぁとイマイチまだ飲み込めていませんが、実はフーガ苦手です。

第二楽章は牧歌的でゆったりとした曲調です。
平和な暮らしの中に一抹の不安が。。という印象を受けます。
全体的にピアノの音を美しく引き出すような音が多いように感じられ、ソナタNo.11の第一楽章と似てる気もします。
ベートーベンの曲もピアノの音を美しく引き出すような曲が多い気もしますが、彼の場合どちらかというと「悲しみの美しさ」だと思います。

ちょっと話が逸れますが
ベートーベンといえば、ソナタNo.17テンペスト第三楽章を弾く時冒頭箇所の音から感じる「恨みます恨みます。貴方は私にこんな酷い事をした。覚えていますか。悔しい恨めしい」という言葉があります。
なんなんでしょうね、あの感じ。 第一楽章ではピアノの音を引き出すような箇所もあって悲しみの美しさを思わせます。そんな事いったらソナタ悲愴だって、あれだってこれだってと色々出てくるので、ベートーベンは全体的に悲しみの美しさを描く人なのでしょうか。

モーツアルトソナタNo.18の第三楽章はこれまた楽しい曲で、ジョークやお道化たピエロを思わせる曲です。そして難しいです。
各小節、簡単なメロディーライン(って言っていいのかな) なのに、難しい。まるで小さな攻撃だけど、破壊力はでかい。という感じです。

これらの曲を「ふむこの作品はだね中期にしては珍しいロンド風の~」とか言えたら、もっと見方が面白くなるんじゃないだろうかと。
今のところ私のソルフェージュ能力では無理ですが、勉強あるのみですね。

今日からベートーベンソナタNo.1入ります。第三楽章、邦楽で聞いた事があります。でも誰の曲か思い出せなくて気持ち悪い。。。




 

さて今年で2回目となるスウェーデンでのクリスマス。
12月に入ると周りは一斉にクリスマス。
散歩中よく見るアイテムは、山の形のランプや星形の吊り下げランタンなど「明かり」系が多いですね。
というのも、朝は9時頃まで暗く、そして9時過ぎても曇りが多いので結局薄暗く、15時くらいから夜の暗さに突入するので「明かり」は結構重要アイテムなんです。

毎年クリスマステレビ番組も始まります。クリスマスまでに終わるようなショートストーリーで、去年は確か原始時代に生きる家族が現代にタイムスリップしたストーリーでした。
あと、glöggという赤色の甘い飲み物を温めてアーモンド入れて飲んだり、ジンジャークッキー食べたりします。このジンジャークッキー、かなり美味しいんですが5枚以上食べるとお腹が痛くなるんですよ。なんじゃそのクッキーって感じですがクリスマスの必須アイテムです。

12月に入って一番の楽しみはというと至る所で開かれるJul Marknad で、かわいいクリスマス用品が買えます。
今日は地域で開催された小さなJul Marknad でサフランのパンとナッツの入ったジンジャーケーキを買ってきたので早速glöggと一緒にFikaタイム(おやつの時間)を楽しみました。

今年はホワイトクリスマスになればいいなーと思います。
去年は雪が降らず「スウェーデンなのにさ~」と残念なクリスマスでしたから。
今年は思いっきりスウェーデン力を発揮して頂かないと。( ;∀;)


学生の時ピアノを習っていたものの、「楽譜を読む」という事をしてなかった記憶がある。
いったい私はどうやって弾いてたんだろうと疑問に思うが、きっと作者の伝えたい事は完全無視で自分の話ばっかしてた感じだろうと思う。その当時の私の性格そのまんまだ・・・。気づいた。今

ピアノを弾かなくなったのはいつからだったろうか。
短大の時は弾いてた。
卒業して、働き出して、それからだ。
それから20年の間、ピアノに一切触れていなかった。
途中、ピアニストや作曲家の同僚と出会ったけれど、ピアノをまた弾きたいと思わなかった。

なんで今?

スウェーデンというゆっくりとした(時々ゆっくりしすぎて時が止まってんじゃないか心配になる。)この土地で暮らし始めてから私は変わった。
東京で暮らしている時は考えもしなかった園芸や読書そして自分でも驚きなのが料理作りだ。しかも餃子の皮から作る餃子やパン、マフィン、パイなど。
逆に東京にいた時やってたジュエリー作りや写真は全くやらなくなった。

そして今またピアノ。

そうなると我ながら面倒くさい。ほんと私ってやつは面倒くさい人間なのですよ。

モーツアルトやショパン達のような作曲家が書いた楽譜は彼らの詩だったり、物語だったり、ラブレターだったりする。
それを読む方法を知りたい。
苦労して習得したスウェーデン語と同じように、英語と同じように、今度は譜を学ぶ。

スウェーデン語の楽典はさっぱりサラサラなので、日本のあの黄色い表紙のやつが欲しい。
かつて私が逃げ出した楽典、ソルフェージュ。
調とか、完全二度とか、まるで数学の世界。でもやってやるのだ。

と、そんなこんなでやる気200%の私だけど、それに反して問題なのがピアノを持ってないという事。詳しくは来年の5月に買うからそれまでは2万で買ったキーボード。

・・・。電子ピアノ。キーボード。
うん分かるよ。キーボードだもんね。お金ないし、っていうか24時間自宅警備員だし、贅沢言えない。子供向けのサンタさんの曲弾くぐらいならキーボードで十分なんだ。
でもね、ショパンのエチュード弾いたりベートーベン弾いたりするには鬱になりそうなくらいのタッチ感なのです。音も電子の軽い自分が弾いてる感がない鍵盤の感触なんです。
革命弾くとキーボード揺れて壊れそうになるんです。
分かってます。キーボードしか今は選択できないんです。

泣

というわけで、策を練った。
1.この五か月間は主に聴力、視唱、譜読みトレーニング、初見練習、リズムトレーニング、
楽典、楽語なんかもやっちゃったりして。

2.譜読み、曲に触れる。

3.多くの作品に触れる。

そして最後に、週一で相方アンドレアスのお姉さん宅にあるピアノで指トレーニング。音遊び。完全に使い方忘れたペダルも。

明日はアンドレアス姉宅でのトレーニング第一回目。5時間頑張るよ。

さてこれから聴力トレーニング。
今のところ洗足学園オンラインでやってる。素晴らしいアイディアだなぁと感動です。
洗足学園、実は受験予定だった、行けばよかった。
ピアノで生きることを怖がって妥協して国文学の短大へ行った。
もちろん、だから今の私があるわけだけど。
だから選択の後悔はあるけど、人生の後悔ない。

まだ始まったばかり。
頑張れ私。

さて居住許可のカードも届き、3月30日成田発ヨーテボリ行きのチケットもゲットしました!
SFIの事を調べたりスウェーデン語勉強したりとなんだかんだで

大塚に引っ越して1ヶ月たちました!!
当初新しい場所になじめず食欲が全くなかったアンド君も慣れたのか、最近大食いしてます。


意外と夕日がきれい・・

今日はカレーを作ってみました!おいしく頂きました。

行くまであと5ヶ月。
楽しみのような寂しいような複雑な気持ちです。


まだまだ実感がわかないし、100%喜んでいいのか迷うところですが

スウェーデン居住許可が下りたようです!!!

3ヶ月は待つはずが、3日で許可出た!?
あまりのスピードに半信半疑です。
とにかく祝日明けの火曜日は大使館に連絡を取らねば。。

なんだか全く実感がわかず

困ってます。

でもこれでいよいよいよいよです。
スウェーデン引越し後はSFIという移民の為の語学学校に通うわけですが、
一番不安なのは職につけるかどうかです。。
立派な仕事じゃなくていいんです。。
でもどんな事も言葉を知っておかにゃ~と思う今日この頃。

なのでずっとお休みしてたスウェーデン語の勉強明日からまた再開です。