いつものように原宿に来てお店をお昼に開店してから
何やらショッキングな話が入ってきた。
そんなまさか！
そんなことないだろ、、、
嘘であってくれ
エイプリルフールはまだ早いぜ！
俺の携帯の着信音、、、
電話の音が何やら嫌な感じがした。
やはり、、、
本当だった。。。
どうしようもないやるせなさと色々な想いが込み上げてきた、、、、
そういえば
つい何日か前にピンクドラゴンの従業員と
社長の体調はどう？もし社長に万が一のことがあったらクリームソーダは一体どうなる？
って話をした矢先のことだ。。。
俺が始めて原宿に来たのは今からもう30年以上も前のことだ。
高校生になった俺は
ブルータスやポパイの
50's特集、クリームソーダ特集などの記事を見て、そしてブラックキャッツのカセットテープを聴いて、
物凄い衝撃を受け、無性に原宿に行きたくなり
16のクソガキの俺は独りでガレッジパラダイスに飛び込んだんだ。
そこはまさにロックンロールのワンダーランド！
まるで宝島で財宝を見つけ出した海賊のように目がキラキラし、
オモチャの国に迷いこんだ子供のように心ワクワクし、、
財布の中身はカラッポになったが胸一杯になって、幸せに浸ってた少年だった。
そして、俺のバイブルでもある原宿ゴールドラッシュの本を手にした時に俺の人生は決まったのかもしれない。。。
山崎社長の原宿サクセスストーリーを何度も読み倒しては
俺も原宿で何か一山当ててやる！
宝の山を掘り当てるんだ！ゴールドラッシュだ！
とのたまわっては周りを呆れさせていたんだ。
それからというもの
原宿に入り浸り、
原宿の街を愛し、
原宿という街に固執し、
原宿から離れられなくなり、
ついには原宿でロックンロールな店を始めた☆彡
最初に始めた商売はクリームソーダなどのジャパニーズロックンロールブランドの手に入りにくいレアな商品を売ることからだった。
それからアメリカに何度も渡り50'sの古着やアンティークなどを買い漁った。
とにかく買った。
50'sのあるところどこにでも行った。
アメリカ中 方々旅した。
様々なフリーマーケットに行きまくった。
田舎町のアンティークモールもあちこち訪ねた。
お宝があれば個人ディーラー宅にも押しかけた。
古着があれば倉庫にまるまる一日中漁った。
時にはイギリスにも行った。
海外のロックンロールイベントにも片っ端から行きまくった。
もう観たことないバンドはもうないんじゃないか？ってくらいLIVE観まくった。
生きてる50'sオリジナルアーティストは殆ど観たかもしれない。
アメリカ旅の途中で何故か偶然山崎さんに会ったこともある。
社長は50'sのアンティークを沢山買っていた。
社長は自分にも気さくに話してくれる。
社長の印象は変わり者だけど説得力がある、
独特の自分の世界観を持っていてブレない人ダナと。
つか、そのくらい
みんな知ってるか。。。
つまりは
自分の原点というか
こんな人生を選んだのも
今の商売のキッカケも
クリームソーダの存在があったからこそ。
山崎社長がいたからこそなんだ。
山ちゃん
ありがとう。
そして
お疲れ様。
ゆっくり休んでください。
原宿ロックンロールは俺等にまかせてください！
まだまだやりますよ
原宿の灯を消さないように
やるだけやっちまいます！
さて、
クリームソーダの歴史がギッチリ詰まった
「モータールシファー3」
ビンテージクリームソーダ大特集☆彡
いよいよ入稿するので
予約受付を一時終了いたします！
発売が少し早まるかもしれません。
