まずはセトリ(順番はこの通りじゃなかった気がする)

 

影ナレ:濱岸、渡辺

 

アディショナルタイム

月と星が躍るMidnight

川は流れる

キュン

ドレミソラシド

この夏をJAMにしよう

シーラカンス

恋は逃げ足が速い

ガラス窓が汚れている

こんなに好きになっちゃっていいの?

You're in my way

愛はこっちのものだ

見たことない魔物

期待していない自分(4期センター:清水)

MC:平尾

「おひさまが足りない」コール

 

キツネ

OneChoice(丹生ポジ・センター:正源司,影ポジ:宮地)

My fans(4期途中参加)

NO WAR in the future(全体)

Am I ready ?

 

アンコール

HEY! OHISAMA!

誰よりも高く飛べ!(フリーダンス:ソーラン節)

JOYFUL LOVE

 

ダブルアンコール

君は0から1になれ(ライブ初披露)

 

MCで覚えている範囲で書くと

途中で藤嶌がラジオ風のクイズコーナーをやっていた。

クイズの内容は福岡出身の渡辺莉奈

「ちかっぱの使い方が合っているのはどっち?

A:私たちとおひさまとの距離がちかっぱね♪

B:おひさまのことがちかっぱ好いとーよ♡

サイリウムを使って答えるというもの。

 

他の時間では富田が好きなことを言っていいと言われたから、と

「今回のツアーのMVPを決めたいと思います!

その前に、我こそは!という人はいますか?いないですか?

ではドラムロール、ドコドコドコドコドコ・・・・・・・バン!

デリシャスージー!!!」

という意味のわからないことを一人で言って思い切り滑っていたけれど、

ファンが「おぉ~~!!!」と歓声を上げて絶妙に滑っていない空気になる。

悪くない滑り方だったので全然問題ないが、ハートの強さが凄い。

 

また、別のときには美鈴がミニ以心伝心ゲームをやりたいと突然言い出す。

自分が何か言うからそのあとに続く言葉をみんなで声揃えて言ってくれとのこと。

挨拶系の言葉だとかよく意味のわからないことを言うけど試しにやってみると強行。

「ひよたん!りなちゃん!福岡に~」「「おかえり!!!!」」

説明だけでは意味がわからなかったけれど、実際にやると会場の声が1つになった。

「それじゃ、もう1個行くよ? このちゃん、300万円獲得!」「「おめでとう!!!」」

ちょうどこのライブの前に、松田がクイズ番組で300万円獲得し、

その賞金を使って愛知公演の際にメンバーへ差し入れをしたことが日向坂ちゃんねるに上げられていたので

タイムリーな話題で盛り上がった。

 

美鈴「他に誰か行ける人???」

金村「はい!私、行けます。私が最後に言って、あの、申し訳ないんですけど、いいですか?

皆さん、美玖を?」「「推すしかない!!!!」」

で、また盛り上がる。

 

ここからが私の感想など。

 

前回、全国おひさま化計画2021に参加したので2年ぶりのライブとなる。

その間、配信ライブなどは観てきた。

前回との違いは「声だしOK」と「4期生の加入」である。

それらを加味して今回のライブについて

私の感じた良い部分、そして悪い部分どちらも語っていく。

 

まず前回も今回もアリーナ席で良い位置から見ることができた。

非常に運がいい。

私はノリが良くない、ライブも静かに見ていたいタイプなので

コロナ禍における声だし禁止ライブは非常にありがたかった。

ペンライトを両手に持っていたら適当に振ればいいだろうけど、

持ってなかったら非常に大変なことになることは前回のライブでわかっていた。

ずっと手のやり場に困るのだ。

今回は1つだけ持って行ったのでまだ良かったが、

それでもペンライトを持ってないほうの手は困った。

 

さて今回のライブ。

正直、周りのファンがデカい声出して迷惑に感じるかもなぁと思っていたが

全くそんなことはなかった。

やはり声があるほうが盛り上がる。

メンバーの言動にリアクションを取ることで間違いなく盛り上がるし、

私の周りだけなのかもしれないが、非常に礼儀正しいというか、

他の人の迷惑になるように大声出したり、持ってるものを振り回したりすることはなかった。

声出すのが苦手な私にとっては、

自分の代わりに盛り上げてくれてありがとうという気持ちになった。

ライブは双方向のやり取りが大事なんだというのわかった。

特に、アンコールを率先して言ってくれる有志たちには感謝しかない。

私はというと全く声を発さなかったので謝るしかない。

 

次いで、ライブに臨む際の心構えについて話そう。

日向坂は全員が個性的で、全員が本当に輝いている。

だからいわゆる「箱推し」が多い。

とはいえ、全メンバーに対して全く同じ感情を抱いているかというとそうではない。

全員好きだけども、その好きの種類や大小に差はあるだろう。

そこに優劣はつけ難いとしても、ブログを優先して読むメンバーもいれば、

メッセージアプリを取るメンバーもいる。

日向坂関連のアプリゲームで登録するメンバー、

それぞれ異なることもあるだろうがそれらは同じであることが多い。

だから圧倒的にこの子が好きだ!というわけじゃなくても

必然的に「推し」ができてしまう。

ペンライトやタオルに印字できるメンバーの名前は1人なのだから。

ライブでも、そうやって推しを目で追ってしまう。

そうすると他のものが目に入らなくなる。

「探す」という行為に気が取られて肝心のライブに集中できなくなる。

回転ずしみたいなものだ。

好きなネタが中トロだったとして、

中トロばかり目で追っていたら他のものを食べる機会を逃すし、

何なら他のネタを「ハズレ」のように感じてしまう。

実際はいろんな種類のネタを食べに行くはずだ。

なぜなら寿司を食べに来たわけだし、

どのネタも美味しいから、その回転寿司の店を訪れているわけだ。

中トロだけがうまいわけじゃない。

この比喩が伝わるだろうか。

暗に金村を推せという意味ではない。

 

目の前に来たメンバーを応援しろ!ということだ。

推しばかり目で追っていると、他のメンバーが来たときに

ハズレが来たなんて酷い考えが頭をよぎってしまう。

全メンバー輝いているのだから、一番近くにいるメンバーを見るのが

最もライブを楽しめる方法だと気づいた。

日向坂が好きで、日向坂のライブを観に来たのだから、

1人だけを追っているのは失礼なことだ。

 

話を変えよう。

ライブ全体としては、ハッピートレインツアーと銘打っているだけあり、

列車で各都市にやってきて歌って踊って列車で帰っていくというコンセプトになっていた。

別に何も悪くないが、普通と言えば普通。

演出として凄い!と思ったものはなかった。

強いて言うなら、2つ。

1つは実際の会場の映像に重ねてCGで光る列車の映像を流したところ。

もう1つは上村や濱岸が気球に乗ったところ。

いずれにしても、まぁよくある演出なので今更驚くことはない。

だから普通。

メンバーが歌ったり踊ったりするのを見られるならそれでいいので

別に普通でいい。

が、なぜ普通であることが引っかかるのかというと

前回(全国おひさま化計画)のライブがいろいろあり過ぎたからだ。

それはひらがなけやき時代の武道館ライブからの系譜として、

ひなくりにせよ、東京ドームへの道のりにせよ、

ショーとしてひとつの物語を演出してきたグループだけに

「あれ?今回は特にストーリーないの?」と思ってしまった。

どんどん要求してしまうファン心理が良くないとも思う。

だから、別に苦言を呈しているわけじゃあない。

 

そして、4期生。

シーラカンスまで一切出てこない。

一曲歌うとまたはけて、しばらく出ず。

間5曲挟んで2曲登場。

OneChoiceは正源司、宮地のみ参加

その次のMyfansは途中参加

それからは全部参加だが、ダブルアンコールのゼロイチには不参加。

最後はまぁわかる。

が、4期生ってまだ日向坂見習いなの?と思った。

ライブは番組披露も含め、会場ごとに広さや形が異なるため、

立ち位置等をその都度調整すると聞いたが、

その流れでメンバーを追加するとかできないものだろうか。

サブステージだったり、メインステージの後ろだったり。

ダンスパフォーマンスに関して何も知らないので、

もしかしたら簡単に人数を増やすなんてことはできないのかもしれない。

様々な事情を知らずに無責任に言っているだけなのだが、

欅坂時代になかなか露出がなく、苦労と絶望の中でもがいていたのに

同じようなことを4期生に味わわせてよいものかと思う。

もちろん、これはメンバーが決めたことじゃないので

意見の向き先は運営や演出家だ。

 

不遇の時代の努力が今を支えているのはあると思う。

だから同じように4期生も最初から恵まれた環境を与えるのではなく、

見習い期間、修行期間が必要だという考え方もあるかもしれない。

全員平等にせずに傾斜をつけることによって、

様々な感情をファンに抱かせてファンを獲得するという作戦もある。

特にアイドルなんてツライ目に合わせたほうが人気が出るとも言える。

 

でも日向坂の良さというのはみんな仲良くハッピーで、

みんなで困難を乗り越えるみたいなところなのに、

そこに支障が出るような演出になってないだろうか。

私は元々日向坂が好きなので、新しく入ってきた4期生を特に推したいわけじゃない。

むしろ4期中心になったら怒るだろう。

だが、1~3期中心になるのも違う。みんなで日向坂、という基本を守ってほしい。

 

そして日向坂は現在70曲を超える曲を持っており、

ひらがなけやき時代のものを含めるともう少し多くなる。

ひらがな時代の曲はなかなか通常のライブでは使えないにしてもまぁまぁの曲数がある。

ライブ用に作った曲を含め、外せない曲が以下の曲。

キツネ

My fans

HEY! OHISAMA!

誰よりも高く飛べ!

NO WAR in the future

JOYFUL LOVE

シングル曲から5曲ほど

期別曲をそれぞれ1曲程度

それに加えて数曲

 

曲の人気や盛り上がりがあるので、

どうしても持ち歌の数の割にライブ披露曲は偏ってしまう。

大物歌手ですら披露曲が常に一緒みたいなことは往々にしてあるため、

ベタな選曲も悪いことではない。

しかし、、、という意見も多々あることだろう。

 

さて、先ほども言ったように日向坂は全員が輝くグループだ。

誰がセンターになってもいい。

全員がメインを張れるポテンシャルがある。

例えばだ。

毎回毎回、キツネをやるのはいい。

確かに盛り上がる。

だが、小坂センターのキツネと河田センターのキツネ。

センターが違うだけで「おっ」と思う。

どちらがいいというわけじゃない。どっちもいい。

だから違った楽しみを味わえる。

青春の馬は、金村バージョンも素晴らしい。

ドレミも丹生のイメージがついてきた。

これらは小坂の代打として行ったものだったが非常に評判が良かった。

今回、丹生の代打で正源司がセンターになった。

それも非常にテンションが上がった。

丹生より正源司が良かったというわけじゃない。

わざわざ説明しなくてもファンならこの気持ちがわかるだろう。

 

つまり、何が言いたいかというと

定番曲はセンターを変えたりメンバーを変えたりして

他メンバー、特に4期生の出番を増やすのはどうだろうか。

定番は定番で存在するが、マンネリ化することはない。

1~3期生においても1人あたり出演回数を減らすことで

体力的に楽になるだろうし、様々な仕事が増えてきたメンバーの

練習時間を多少減らすことにも繋がる。

 

そういう意味でも今回のMy fans は良かった。

まずは1~3期がメインステージでパフォーマンスを行い、

1番から2番への間奏で4期生が登場。

花道からメインステージに向かってパフォーマンスを行った。

つまり、1~3期と4期で向かい合う形になり、対立構造を演出していた。

 

これまでのライブで一番好きだったのは

2020年の「HINATAZAKA46 Live Online, 

YES!with YOU!~“22人”の音楽隊と風変わりな仲間たち~」

で行ったキツネで、キツネとタヌキがダンスバトルするような構造の演出に

(しかも早着替えも、東村の爆走もあった)

配信にもかかわらず大いに心が躍った。

 

話があちこちに行っているのでまとめてしまうと、

既存曲のポジションを変えたり、メンバー同士でダンスバトルするようにしたり

することで4期の活躍の場所を増やすことができるし

例え同じセトリでも同じライブにならない。

どの公演も観に行きたくなるのではないか。

それが全メンバーを置いていくことなく活躍させる方法じゃないかと思う。