書こうと思います
今回、救援物資を届けるにあたって、一つ問題がありました
被災地の物資の需要が日に日に変わっていく事
つまり、1週間経てば1週間前と必要な物が変わっているのです
もちろん、継続的に必要な物もあります
ある程度は予測つくのですが、なるべく本当に必要としている物を届けたい
その思いがあったので、トラックで行く前に事前リサーチの為、高速バスで現地入りしました
たまたま友達の嵐がカメラマンとして被災地に行くとの事やったんで、同じバスに乗り、仙台へ向かいました
仙台の友達シゲちゃんの協力を得て、仙台と石巻にて嵐はカメラマン、俺はリサーチとボランティア活動をしてきました
当初、仙台のボランティアについてはある程度把握してたんですが、石巻ははっきりとした状況もわからず、行ってみて人数が足りてるのであれば今回はリサーチのみかな…
と思ってました
が、石巻のボランティアセンターに着いたらすぐに…
民間ボランティアの吉村さんに「人数が必要だ!すぐに来てくれ!!」と言われ、参加する事に
行った場所は河北
水がひいたばかりの最前線の場所だった
河北は海から5キロも離れている地域
こんな場所まで津波の被害が
今回の津波の規模の大きさを物語っていた
そこで班長を任され、地元の方と一緒に各家をまわり、次の日何人体制で動くかの打ち合わせなどを行った
ヘドロの中での作業…
思う様に動けず作業が進まないのが現状
ライフラインが復旧してない地域であり、夜になると真っ暗になってしまう為、夕方に作業を終了してボランティアセンターへ帰還
シゲちゃん、嵐と合流し、仙台へ戻りました
次の日は仙台駅から出ているシャトルバスにて、石巻入り
班長という事でまた河北に行く予定でしたが、シャトルバスが渋滞にはまった為、ボランティアセンターからの車に間に合わず、吉村さんと連絡を取ると…
「財団のアベさんと動いてくれ!」との事
アベさんを探そうとすると、そこへ…
「今からキツイ現場に行く!何人か動ける人が必要だ!」と、人数集めをしている人がきました
名前を見ると…
アベさんでした
事情を話すと、是非こちらのチームに参加してくれとの事
こちらは築山にある釜会館という2階が避難所になっている公民館のヘドロ撤去作業
元ダスキンサービスマスターの意地にかけて、すぐにでも使用出来るレベルまで綺麗にしてきました
途中、避難所の方がおにぎりとパンを出してくれて…
「自分達で食事は持ってきているから大丈夫です。」と断ったんですが…
「配給されたおにぎりやパンが賞味期限が切れそうなので、逆に食べてほしい。」との事でした
物資の偏り…
これも救援物資の問題点の一つですね
今回のボランティアに参加して、肌で感じた事
社協と民間のボランティアとの連携が上手く取れていない。
ボランティアセンターと地元の方との意思疎通が出来ていない。
人数がまだまだ全然足りてない。
でした
でも、本当に色んな都道府県から沢山の方が来てくれていて、心が温かくなりました
ボランティアに関しては色々問題があります
常識がなかったり、安易な考えで参加をすると、逆に迷惑かけてしまうだけです
本当のボランティア精神をもった方じゃないと、務まらないものです
ただ、公共の道路などの物は自衛隊の方が移動や処理などしてくれますが、私有地に入ってしまった物に関しては、地元の方がやらなければならない為、やはりボランティアの力が必要になります
問題はまだまだ山積みですが、みんなの意識が少しずつ良い方向へ向けてくれるんじゃないかなと思ってます
思ったより長くなってしまったので、今回はこの辺で…
んぢゃを
追伸…
久々に実家に帰ってきてます
ぶっちゃけ、東京なんかにくらべれば刺激の少ない街です
でもやっぱ落ち着きますね