幸せそうな家族を見るたび、息子に申し訳ない気持ちになり、

私がもう少し人間的に大きければ、離婚せずに笑っていられたのかな、と思うことも時々あります。


ですが最近、あの時私は日本に帰ってきて正解だった、と思うようになりました。


息子はグレーゾーンです。
診断は下ってないものの、結構「普通」とされる範囲のはしっこの住人です。

 

衝動性が強く、力もついてきた昨今、物を壊したり、危ない場面も時々あります。

それまで全然普通なのに、突然物が割れる大きな音がしたりするので、本当に阻止が難しいです。
 

先日、気に食わない事があって、本当にあり得ない行動をとりました。

具体的な行動は伏せるのですが、幼稚園児でこの行動をとる子は少ないと思います。それくらい幼稚な行動です。

 

私はショックで暫く、どう怒ったらいいのかも判断がつきませんでした。

一線を超えてしまったのは、やっぱり一般的ではない、という事が分かる行動で、本当に、愕然としてしまって。


でも、そんなとき、家族に相談すると親身に聞いて、アドバイスをくれました。

信頼のおけるママ友の一人に話しました。びっくりはされましたが、他人事と思わず、聞いてくれました。

いざとなれば、相談できる幼稚園の先生、専門家もすぐ連絡が取れる状態にあります。

 

この環境、本当に恵まれているな、と。

かの国でシングルマザーとして生活していたら、きっと対応できなかったと思います。

子どもの専門家は身近ではなく、先生は園長先生や保護者に怒られるかどうかばかり気にして、肝心の教育の質にはあまり興味のない人が多いです。見栄が大切な国ですから、本音を飾らず言い合える友達も、日本人以外ではなかなか作りづらさを感じていました。

多分孤立して、満足に対応できなかったかもしれないです。
元夫も、自分のメンツを気にして、向き合わなかったと思いますし。


私は、勝手知ったる日本で、子どもにいろんな機会を与えてあげられています。

日本の良い所は、思いやりや、道徳がきちんと生きている事。それがある程度あった方が、色々な事がスムーズに回る、全体として幸せになれることを多くの人がきちんと理解している所です。


だから、息子の幼稚園の先生がたの態度一つとっても違う。きちんと子どもの将来を見据えて、必要なことを教えてくれる人が多いです。

近所の人をとってもそう。挨拶をして、コミュニケーションをとって、息子はあちらでいた時より、人とのかかわりが増え、それを楽しんでいます。また、色々なスポーツや教育的な機会がそこらへんじゅうにあり、様々な経験をさせてあげられる。

シングルになるならばより一層、周りに信頼できる人、仲間と思える人、安心感があることが大切だと思います。
 

安定は大切。安定していれば、そこから何かを生み出して、発展できます。

安定してないと、現状維持どころか、指の隙間から大事なものが色々すり抜けてしまいがちです。

全てを維持するのには、本当に多くの無理が生じますが、人間はその無理を永遠に続けられるほど強くはありません。

 

環境ってやっぱり大切なので、

もし、今国際離婚をするかどうかという場面に居る人がいたら、

より自分が安心して、自分らしく居られる場所を選んでほしいです。