2016年~2021年に東京競馬場で行われた障害レースについて、
騎手の単勝回収率と複勝回収率を集計しています。
(レース数が少ないので、新潟と中京よりも集計期間を伸ばしています。)
引退騎手と、過去1年間で障害レースの騎乗が無い騎手は除いています。
(画像はクリックで拡大します。)
☆単勝回収率
過去6年間で東京競馬場で行われた障害レース、全60レースの平均単勝払戻は、約939円。
これまで集計した競馬場で比較すると、新潟>東京>中京という並びです。
集計期間中に、東京ジャンプSで10番人気の馬が2回勝ったこともあり、
勝馬に騎乗していた北沢Jと草野Jの数字が大きくなっています。
高野Jは人気馬への騎乗が少ない分、勝った時の1発が大きくなる印象です。
そして関西ジョッキーの中ではトップの騎乗数で、回収率250%超えの熊沢J。
怪我からの早い回復が待たれますね…。
☆複勝回収率
こちらは新潟・中京と比較しても大きな差はありません。
複勝回収率は、集計対象では9人が100%超え。
(ちなみに実際のトップは対象外の騎手でした…)
トップの中村Jは、21回騎乗して3着以内は3回でしたが、
そのうち2回が人気薄だったのでこの数字に。
注目したいのは2位の五十嵐J。
断トツの騎乗数を誇りながら、複勝回収率は150%を超えました。
東京のレースでは積極的に買いたくなる騎手といえるかも…。