皆さん、こんにちは!
先週の日本ダービーは、友道厩舎のワグネリアン号が世代NO.1となり
鞍上の福永祐一ジョッキーがダービー初制覇。
福永ジョッキーのあの涙はホントに感動。
競馬の素晴らしさを改めて感じました。
そんな中での障害レースは、土曜日に東京。日曜日に京都でレースが行われました。
結果をおさらいしていきましょうか。
☆5月26日(土) 東京4R・障害4歳以上未勝利 芝→ダート3000m
天候:曇、芝:良、ダート:良
1着 サンホッブズ 上野翔 3:22.4
2着 ウルラーレ 石神深一 2馬身1/2
3着 シシオウ 森一馬 クビ
4着 インテグリティー 難波剛健 1馬身1/4
5着 ロンギングダンサー 五十嵐雄祐 2馬身1/2
初障害のフェルメッツァ号が大きく出遅れ。スタート好発のシシオウ号が先頭でレースを引っ張る展開。
向こう正面からスタンド前に来ると、先頭のシシオウ号の2番手まで勝ち馬のサンホッブズ号が進出。続いてフレンドリトル号、トゥルーウインド号、パワーポケット号、トーヨーピース号、スズカホワイト号、ウルラーレ号などが追走。
2周目向こう正面から大欅前を通過し、スピードをアップしてシシオウ号が先頭で最後の直線ダートコースへ。直線半ばで2番手につけていたサンホッブズ号がシシオウ号をかわして先頭。そのまま突き放してゴール!
勝ったサンホッブズ号は、入障3戦目での障害未勝利勝ち。平地レースを走っていた頃はダート戦に良績があった馬なので、今回の直線ダートというのも勝因だったのではないでしょうか?同馬の父はダービー馬・メイショウサムソン号。母の母には女傑・ノースフライト号の名前も見えます。父や祖母にも負けない活躍が期待されますね。
管理する美浦・中舘英二厩舎は、障害戦については今年の1勝目。
鞍上の上野翔ジョッキーは、障害戦については今年の2勝目。(障害未勝利:スマートガルーダ号と今回)
サンホッブズ号関係者の皆様、おめでとうございました!!
☆5月27日(日) 京都4R・障害4歳以上未勝利 芝→ダート2910m
天候:晴、芝:良、ダート:良
1着 スズカグランデ 白浜雄造 3:17.7
2着 トーアツキヒカリ 草野太郎 1馬身1/4
3着 シロクニ 石神深一 3馬身
4着 プリンシパルスター 小坂忠士 1/2馬身
5着 メイクアップ 平沢健治 1馬身1/4
≪競走中の出来事等≫
・オモイサイフ号の中村将之は、1周目3号障害を内側に斜飛したことについて過怠金10.000円。
(被害馬:5番・パムッカレ号(蓑島J)、2番・イマジンザット号(上野J)、1番・トーアツキヒカリ号(草野J))
スタート後は勢いをつけて外からシロクニ号が先頭へ。メイクアップ号、プリンシパルスター号、スズカノーチラス号、ダイシンサクセス号などがそれに続く。2周目に入ると、間隔をあけて楽に逃げていたシロクニ号にメイクアップ号、プリンシパルスター号、スズカグランデ号、トーアツキヒカリ号などが差を詰めにかかる。ほぼ一塊で最後の直線ダートコースでは脚比べ。スズカグランデ号が1頭、抜け出すとトーアツキヒカリ号の追撃をおさえて快勝!
勝ったスズカグランデ号は、入障14戦目での障害未勝利勝ち。飛越等は上手な馬なのに、勝ち運に恵まれずここまで来た印象の馬ですね。今回は全てが上手く運べました!この馬の父もダービー馬・キングカメハメハ号。母のワキアオブスズカ号といえば、悲運の快速馬・サイレンススズカ号がいる、、、という血統。昇級しても相手なりに成績を残せそうな雰囲気もあります。期待したいですね。
管理する栗東・寺島良厩舎は、障害戦については今年の1勝目。
鞍上の白浜雄造ジョッキーは障害戦については今年3勝目。
(障害未勝利、障害OP:ディライトフル号と今回)
スズカグランデ号関係者の皆様、おめでとうございました!!
競馬に関わる人達の夢と希望を託されて競走馬となった馬達。
平地、障害と活躍の場は違えども、彼らは常に勝利に向けて日々を頑張っています。
ダービーdayに土日の各障害レースで
メイショウサムソン号やキングカメハメハ号というダービー馬産駒が勝利したという事に
私は感慨深いものを感じました。
今週末の障害レース。6月2日(土)は東京4Rに障害OP戦、3日(日)は阪神4Rに障害未勝利戦が組まれています。
ダービーも終了したので表記も「4歳以上」から「3歳以上」と変わります。3歳馬も入障してきますね。
皆様、是非とも障害界の次世代エースを発掘しに競馬場に足を運んでくださいませ。
障害レースをよろしくお願いいたします。
【投稿者】 コウ