約2カ月の夏のローカル開催が終了。
皆様は旅行がてら、どこかの競馬場にはお出かけされましたか?
投稿者は7月に福島、8月に北海道へ
それぞれ引退馬たちに会ってきました。
また、その様子はコチラでも追々、アップしていこうかと思っています。
その前に先週の結果から振り返って行きましょう!!
☆9月2日(土) 小倉1R・障害3歳以上OP 芝2860m
天候:晴、芝:良
1着 リアルキング 難波剛健 R 3:08.5
2着 マジェスティハーツ 森一馬 3/4馬身
3着 マイネルプロンプト 中村将之 ハナ
4着 キングナポレオン 白浜雄造 1馬身3/4
5着 ウインレーベン 平沢健治 7馬身
≪競走中の出来事等≫
・発走時刻を10時01分に変更。
スタート好発のレッドルーラー号がレースを引っ張る展開。それに続いてキングナポレオン号。また少し離れてマイネルプロンプト号、リアルキング号、ウインレーベン号、マジェスティハーツ号、アドマイヤフォルム号など。
襷コースを経て2周目。先頭のレッドルーラー号、キングナポレオン号、マイネルプロンプト号の3頭が後続をグッと離して競り合う様な様子。向こう正面に入るとリアルキング号、マジェスティハーツ号がポジションを上げて前の3頭に接近。
最終障害飛越後、単騎先頭に立ったマイネルプロンプト号をリアルキング号が直線でかわし、追い込んできたマジェスティハーツ号の猛追を振り切ってゴール!
勝ったリアルキング号は障害戦3戦2勝。2戦目で障害未勝利戦を勝ち、そのまま障害OP戦と連勝というかたちとなった。馬がムキになるところもなく、飛越も安定。いずれは障害重賞も獲れる器なのではないかと感じました。中山障害での走りも見てみたいところですね。
管理する栗東・浅見秀一厩舎は障害戦については今年の4勝目。
(障害未勝利:リバーソウル号、リアルキング号、ゼンノトライブ号と今回)
鞍上の難波剛健ジョッキーは障害レースについては今年の4勝目。
(障害未勝利:メイショウライナー号、リアルキング号、ゼンノトライブ号と今回)
リアルキング号関係者の皆様、おめでとうございました!!
☆9月2日(土) 小倉4R・障害3歳以上未勝利 芝2860m
天候:晴、芝:良
1着 パフュームボム 白浜雄造 3:11.8
2着 マサノハヤテ 北沢伸也 1/2馬身
3着 クリスタルキャノン 難波剛健 アタマ
4着 ブラックマイスター 黒岩悠 1/2馬身
5着 サトノアッシュ 林満明 5馬身
≪競走中の出来事等≫
・スズカハイルーラー号(草野太郎J)は、3号障害(生垣)飛越の際、騎手がバランスを崩し落馬したため競走中止。(人馬ともに異常なし)
スタート後徐々に前に進出してきた二ホンピロボーラー号がハナへ。続いてマサノハヤテ号、パフュームボム号、ブラックマイスター号、シゲルクロカジキ号など。先頭から差後方まで、かなり縦に長い隊列。
襷コースを抜けて順周り。単騎先頭は変らず二ホンピロボーラー号。そこから2,3馬身後にパフュームボム号、マサノハヤテ号。また4,5馬身後にブラックマイスター号、サトノアッシュ号など。
2周目3コーナー過ぎで2番手にいたパフュームボム号が前の二ホンピロボーラー号を交わし先頭へ。直線はマサノハヤテ号に差を詰めかけられるも何とか持ちこたえてゴール。
勝ったパフュームボム号は入障3戦目での障害未勝利勝ち。1戦毎に変わり身を見せて、今回は順当な勝利だったと思います。中京や新潟の様な最後「脚比べ」の障害よりかは、スタミナ勝負の障害コースの方が面白い馬なのかなぁと感じました。
管理する栗東・佐々木晶三厩舎は、障害戦については今年の1勝目。
鞍上の白浜雄造ジョッキーは障害戦については今年の5勝目。
(障害未勝利:メイショウオトコギ号、アレルキナーダ号、ドンアルフォンス号、キングナポレオン号と今回)
そして今回の勝利で史上27人目、現役9人目のJRA障害レース通算100勝を達成という記録も達成!!
☆白浜ジョッキーコメント☆
お世話になっている佐々木厩舎の馬で勝てて良かったです。九州生まれなので、小倉競馬場で達成できればと思っていました。嬉しい事です。ここまでの20年あっという間でしたけど、200勝めざして次の20年また頑張っていきたいと思います。
パフュームボム号関係者の皆さま、白浜ジョッキー、おめでとうございました!!
☆9月3日(日) 新潟4R・障害3歳以上未勝利 芝・外内2850m
天候:晴、芝:良
1着 メドウヒルズ 大庭和弥 3:06.5
2着 シゲルシマダイ 植野貴也 1馬身1/2
3着 ソルティコメント 上野翔 2馬身1/2
4着 クワッドアクセル 鈴木慶太 1馬身3/4
5着 ストリートオベロン 草野太郎 7馬身
≪競走中の出来事等≫
・クリミアタイガー号(西谷誠J)は7号障害(ハードル)着地時に転倒したため競走中止。
(馬:鼻出血、西谷J:左大9,10肋骨骨折、肺気胸。新潟市内の病院に搬送)
・ニシノリュウセイ号(大江原圭J)は7号障害(ハードル)着地時に転倒したクリミアタイガー号に触れ、騎手が落馬したため競走中止。(人馬ともに異常なし)
・シゲルシマダイ号の騎手・植野貴也は、最後の直線コースで十分な間隔がないのに先行馬を追い抜こうとしたことについて戒告。(被害馬5番:メドウヒルズ号(大庭J))
・クリミアタイガー号は競走中にに疾病(鼻出血)を発症。
・クリミアタイガー号は、「鼻出血による出走制限」のため、平成29年10月3日まで出走できない。
スタート後はメドウヒルズ号がすんなりとハナへ。先頭でレースを引っ張っていきます。
続いてシゲルシマダイ号、ストリートオベロン号、オホーツク号、ソルティコメント号。少し離れてクワッドアクセル号、ドリームパワー号など。
2周目も3,4コーナー付近ではメドウヒルズ号、ストリートオベロン号、ソルティコメント号、シゲルシマダイ号、クワッドアクセル号がほぼ一塊で最後の直線へ。最終障害を飛越後もメドウヒルズ号が先頭。シゲルシマダイ号が一生懸命追うも差は縮まらず。メドウヒルズ号が逃げ切り勝ち。
勝ったメドウヒルズ号は入障2戦目での勝利。飛越の安定度もバツグンですが、何よりレースを支配し組み立てていけるのも面白い。中山障害コースでも是非、見てみたい1頭です。
管理する美浦・鹿戸雄一厩舎は障害レースについては今年の1勝目。
鞍上の大庭和弥ジョッキーは、障害レースについては今年の1勝目。これは平地・障害通して自身の今年、初勝利となりましたね!
メドウヒルズ号関係者の皆様、おめでとうございました!!
さて、今週末の障害レースは9日(土)の中山4Rに障害未勝利戦が、10日(日)の阪神4Rにも障害未勝利戦が組まれています。是非とも現地で人馬を応援してみてくださいね。
障害レースをよろしくお願いいたします!!
【投稿者】 コウ