先週の開催は土日とも
良いコンディションの中で障害レースが行われました。
ただ7月に入って、ここ数日の猛暑!!
福島競馬場35℃予報が出た時はビックリしましたね。
何でもレース後に調教師自らホースで馬に水をかけて
クールダウンさせる姿も見られたとか。
まだまだ夏はこれからですものね。
皆さんも熱中症に気を付けましょう!
では先週の結果を振り返っていきましょうか。
☆7月8日(土) 福島1R・障害3歳以上未勝利 芝2750m
天候:晴、芝:良
1着 クラシックマーク 石神深一 3:02.2
2着 レジェンドパワー 大江原圭 4馬身
3着 カイソクポリス 上野翔 1馬身3/4
4着 ジュールドトネール 小野寺祐太 1/2馬身
5着 アドマイヤデライト 難波剛健 1馬身1/4
≪競走中の出来事等≫
・ロングシャドウ号(五十嵐雄祐J)は、5号障害(ハードル)手前で内側に逃避して内柵に接触し、騎手が落馬したため競走中止。(馬:右前腕部裂創、五十嵐J:胸腰部打撲症)
・ロングシャドウ号は、平成29年7月9日から平成29年7月30日まで出走停止。停止期間の満了後に障害調教再審査。
スタートして序盤は初障害のショウナンハルカス号とウエスタンレベッカ号が競るように前へ。それを追ってロングシャドウ号、ソリッドアクシス号、アドマイヤデライト号。中団にクラシックマーク号、ジュールドトネール号など。
襷コースを抜けて2周目に入ると、先頭にロングシャドウ号、カイソクポリス号、ソリッドアクシス号、ショウナンハルカス号、アドマイヤデライト号など。軽快に単騎で逃げていたロングシャドウ号の落馬で、また隊列が一変。先頭にソリッドアクシス号、カイソクポリス号。その後からクラシックマーク号、レジェンドパワー号なども進出してくる。最終障害はこの4頭がほぼ横並びの飛越。この飛越で勢いをつけたクラシックマーク号が先頭に躍り出て、後ろにいたレジェンドパワー号を突き放してゴール。
勝ったクラシックマーク号は、入障7戦目での障害未勝利脱出。戦績から見ても福島障害コースで良績をおさめている同馬。最後は2着馬を4馬身ちぎるスタミナがあるので、1度、中山障害でどれだけできるかを見てみたいですねぇ。
管理する美浦・粕谷昌央厩舎は、障害レースについては今年の1勝目。
鞍上の石神深一ジョッキーは、障害レースについては今年の7勝目。成績を見てみると、オジュウチョウサン号で制した中山GJ勝ち以来の勝利でした。
クラシックマーク号関係者の皆様、おめでとうございました!!
☆7月8日(土) 福島4R・障害3歳以上OP 芝2750m
天候:晴、芝:良
1着 テイエムシシーポス 佐久間寛志 2:58.8
2着 マイネルゼーラフ 草野太郎 1馬身1/2
3着 スズカチャンプ 田村太雅 1馬身1/4
4着 マイネルイルミナル 山本康志 5馬身
5着 ドリームハヤテ 熊沢重文 1馬身1/4
≪競走中の出来事等≫
・クロスボウ号の騎手・五十嵐雄祐は、第1競走での落馬負傷のため森一馬に変更。
・ウメジマダイオー号(石神深一J)は、競走中に疾病(右前肢ハ行)を発症したため2周目3コーナーで競走中止。(石神J:異常なし)
・マイネルゼーラフ号の騎手・草野太郎は、2号障害を内側に斜飛したことについて戒告。
(被害馬:8番・クロスボウ号(森一馬J))
スタートして最初の障害はスタートが良かった3頭。ドリームハヤテ号、コージェント号、マイネルゼーラフ号が並んで先行、飛越。その後はやはり1番人気のドリームハヤテ号が先頭へ、続いてコージェント号、マイネルゼーラフ号、クロスボウ号、マジックダイオウ号、スズカチャンプ号、マイネルポルトゥス号など。勝ち馬テイエムシシーポス号は急がず後方から。
襷コースを抜けて2周目に入ると、また隊列が一変。逃げるドリームハヤテ号をコージェント号がピッタリマークするカタチに。この2頭が次の集団を5,6馬身離して逃げる。
3,4コーナー勝負どころで逃げるドリームハヤテ号を巡って、マイネルゼーラフ号、スズカチャンプ号、マイネルイルミナル号、テイエムシシーポス号などが差を詰めにかかり、その勢いのまま最終障害飛越。
最後はいっぱいのドリームハヤテ号とマイネルゼーラフ号の間を割って、テイエムシシーポス号が力強く伸びて快勝!
勝ったテイエムシシーポス号は、障害戦21戦2勝。本当にコンスタントにレースをこなす丈夫な仔ですね。解散した日吉正和厩舎から杉山晴紀厩舎に転厩3戦目でしっかり結果を出しました!!12キロの馬体減りも全く問題のない走り、お見事でした!!
管理する栗東・杉山晴紀厩舎は、障害レースについては今年の1勝目。
鞍上の佐久間寛志ジョッキーは障害レースについては今年の2勝目。1勝目のユウキビバワンダー号での勝利も福島障害。このせいか福島障害に強い印象が・・・・。
テイエムシシーポス号関係者の皆様、おめでとうございました!!
☆7月9日(日) 中京4R・障害3歳以上未勝利 芝3000m
天候:曇、芝:良
1着 プランスペスカ 熊沢重文 R 3:16.2
2着 エルゼロ 石神深一 クビ
3着 クリミアタイガー 小野寺祐太 ハナ
4着 ヨカグラ 林満明 3/4馬身
5着 ホウザンゴッド 山本康志 3/4馬身
スタートしてからスムーズな飛越でボブキャット号が先頭へ。2,3、馬身後ろにシルバーソード号、サカジロウィーク号、プランスペスカ号、セフティーエムアイ号などが続く。
2周目に入ると先頭のボブキャット号をマークするカタチで、サカジロウィーク号、プランスペスカ号。その後は3馬身ほど開いて、クリミアタイガー号、シルバーソード号、ヨカグラ号、ホウザンゴッド号など。
3,4コーナーを過ぎから進出したプランスペスカ号が、逃げるボブキャット号を最終障害飛越後に捉えて先頭。最後はエルゼロ号、クリミアタイガー号の強襲を退けてゴール!
勝ったプランスペスカ号は、入障2戦目での障害未勝利脱出。障害初戦では正直、「これはどうなんだろう???」と思うようなレースぶりだったので、ただただ変わり身にビックリしました。おまけにコージェント号のコースレコードを更新しましたからね!!昇級してまた楽しみな馬です。
管理する栗東・松永昌博厩舎は、障害レースについては今年の2勝目。
鞍上の熊沢重文ジョッキーは障害レースについては今年の10勝目。本当に今年は波に乗ってるジョッキーですね!ここで10勝なら、暮れまでに20勝も夢じゃない気がしてきました!!
プランスペスカ号関係者の皆様、おめでとうございました!!
さて、今週末は15日(土)は中京1Rに障害未勝利戦、4Rに障害O`P戦が組まれています。翌日16日(日)には福島4Rに障害未勝利戦が組まれています。
日曜日の福島にはジャンプレース応援隊も横断幕持参で現地観戦。競馬場の後は引退した障害馬たちに会いに行く予定でいます。その様子はまたブログ内で公開いたしますね。
障害レースをよろしくお願いいたします。
【投稿者】 コウ