【写真】阪神SJ障害騎手と行く!バックヤードツアーレポ③ | 踏み切ってジャンプ

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ジャンプレース応援してます☆

3月11日の阪神バックヤードツアーレポの続きです☆

Twitterでも更新通知を多くの方に拡散していただき、

本当にありがたい限りです。

 

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グリーンウォールの前での質問コーナーはさらに続き、

今度は「障害の歴代最強馬は誰だと思いますか?」という質問が。

 

それに最初に答えたのは高田J。

「カラジだと思います!

飛越もレース運びも、J・GⅠを勝つために出来ているような馬でした。

今でもときどきレース映像を見返して参考にしてます!」

 

カラジは、わたしは残念ながらリアルタイムで見たことがないのですが、

確かにその強さは動画でも伝わりました!

ブレット・スコットJの風車ムチにも魅せられました。

 

続いて平沢J。

「んー…オジュウチョウサン…じゃないですかね?」

高田Jに、「お前馬の名前あんまり知らないやろ(笑)」と言われていました()

でも、オジュウチョウサンは間違いなく障害史に残る名馬になると思います!

 

そして熊沢J。

「自分が乗っていたマーベラスカイザーですね。

残念ながら死んでしまったけど、生きていたらもっと活躍できたと思います」

熊沢Jに念願のJ・GⅠ初勝利をもたらしたマーベラスカイザー。

障害レースでは全く底を見せないまま亡くなってしまったので、

確かにもっと走るところを見たかった1頭です。。。

 

そして最後の質問は「障害に乗っていて、嫌いなコースはどこですか?」

この時点で時間が押していたようでちょっと巻きの進行になりましたが、

「中山は難しいけど、障害レースに乗っている!という感じがして面白い」

「嫌いなコースでいえば福島。バンケットで転びそうになる」

というのが、ほとんどのジョッキーが言っていたことでした。

 

障害の開催が第3場メインになって、福島でのレースが増えましたが、

一時期毎週のように落馬が続いて、見ていて心配になることもありました。。。

 

そんな中、1人違うことを言っていたのが植野J。

「阪神は襷コースもあるし、得意な人と一緒に乗ってるとやりづらいね」

それに対し、「得意な人って、具体的に言ったら誰や!」

と、高田Jの鋭いを通り越したかなりきつい突っ込みが←

 

何故か言いづらそうにしていた植野Jですが、

とうとう言ったのは「…俺?」

案の定、「なんでやねーん!『俺』ってどういうことやねん!!」

と高田Jに激しくやり返されていました。。。

 

さらに時間が押してしまったので、巻きで移動します。

旗を持っての誘導に、ときどき暴走する高田Jのフォローと、

森Jのアシスタントぶりはかなりのものでした。

 

最後に見学したのは、スタンド寄りの1号生垣障害。

幅140cm高さ230cm

 

高田Jが「この障害を飛越するときは、大体この辺から踏み切るかなー」

と立つと、参加者から「えー!!」と驚きの声が。

「馬によって、もっと後ろから踏み切る馬もいますよ」と、

さらに50cmくらい後ろに下がると、あまりの距離にさらに声が上がりました。

 

「水壕だと高さは無いけどもっと距離があるので、

遠くから踏み切って低く跳んで、距離を稼ぐイメージ」

という森Jのコメントもありました。

 

これでコースの見学は終了となりました。

地下馬道を通って検量室前に戻る途中、

高田Jに「いやー、今日は寒いっすねぇ」とふいに話しかけられたので、

ここがチャンス!とばかりに何か話すことを数秒で必死に考えて、

1月の中京で雪が降った日のことを聞いてみました。

 

「あれ(1月14日の中京5R)は結果的に中止にした方がよかったですねー。

4Rも出来たし、返し馬のときはあまり降ってなかったから、

下手に判断を延ばすよりは、時間通りにやった方がいいって

発走委員にも伝えたんですけど、レースの前にわっさー降ってきて何も見えなくて。

僕が乗っていたダローネガ(1番人気3着)も怖がってレースにならなかったし、

あのレースは参考外だと思います」

こんな感じの答えでした。

現地で見ていても怖くなるくらいの雪だったので、

ジョッキーの方の実感を聞いて、

改めて全頭無事に完走できてよかった…と思いました。

 

そして検量室前に到着。

ウイナーズサークルまで行くという話もあったのですが、

山本Jの「寒いからやめようw」の一言で無しになりました←

(すかさず『みんなー!山本さんのせいでウイナーズサークル行けません!』と茶化す高田J)

 

最後に、参加者に嬉しいサプライズが!!

 

なんと、この日のレースで実際に使用したゼッケンを、

ジョッキーのサイン入りでプレゼントしてくれるというのです!

 

一部馬主さんが持ち帰ってゼッケンが無い馬もいましたが、

代わりにサイン入りゴーグルや色紙を用意してくださっていました。

 

ジャンケンを勝ち抜いた順で先着14人に権利が与えられるということで、

とりあえず誰のでもいいからゲットしたい…!と頑張ったのですが、

あいこ続きであえなく敗退いたしました…(´・ω・`)

 

ジャンケンタイムが終了すると、もう1つのサプライズが!

これまで阪神競馬場での障害関係のイベントを調整してくれた、

JRA職員さんが3月末で寿退社するということで、

ジョッキーの方々から花束とサイン色紙を贈呈☆

 

 

職員さんは思わず涙…汗

楽しいイベントをありがとうございました!

 

最後にジョッキー全員から一言。

 

 

 

 

「これからも障害レースを現地に見に来て、応援してほしい」

といったコメントが続く中、

佐久間Jは「以下同文です」

ひどい←

 

林J「…とりあえずオジュウチョウサン頑張って騎乗します」

その瞬間、参加者含む全員が「???」

あと53回騎乗すれば障害通算2000回騎乗と言いたかったのに、

「ごじゅうさんかい」がどうしても「オジュウチョウサン」に聞こえてしまい、

ジョッキー全員から「オジュウチョウサンにしか聞こえない(笑)!」

と突っ込まれていました←

 

 

「平地で勝てなかった馬が障害を走ることが多くて、

1回諦められた馬ってイメージが強いかもしれないんですけど、

それでもみんな何とか勝ちたいって頑張っているので、

ぜひ現地でレースを見て応援してあげてください」

と、質問タイムとは打って変わって()真面目モードだった山本J。

 

 

「明日乗るマジェスティハーツは相当手ごたえを感じているので、

応援よろしくお願いします!」と自信ありげだった森J。

その自信の通り、初障害で見事勝ち上がりを果たしました!

平地では惜しくも重賞制覇はなりませんでしたが、

引き続いてのコンビでJ重賞制覇を期待したいですね☆

 

安定の進行ぶりで、今回もたっぷりと盛り上げてくれた高田J。

「今回は400人以上とたくさんの人に応募していただいて、ありがとうございます。

来年は1000人超えるかもしれないね!笑」

と、すでに来年の手応えを感じているようでした。

 

今年抽選突破できたのも奇跡のようでしたが、

1回参加すると来年もう1度ここに来たい!!と思ってしまいますねにやり

 

寒そうに去っていくジョッキーの皆さまを見送り、

参加者は案内に従ってぞろぞろと帰ります。

普段は出入りできない通用門からの帰路となりました。

 

見応え十分のレースに加え、バックヤードツアーにも参加できて、

本当に盛りだくさんの楽しい阪神遠征となりました。

阪神SJの写真記事も後程(中山GJ前には…)アップしたいと思います☆

長編の記事になりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

【投稿者】  ゆな