障害レースファンの皆さま、こんばんはー!
少し間が空いてしまいましたが、
先日アップいたしました、阪神SJ当日のバックヤードツアーレポの
続編をお送りしたいと思います。
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ツアーが始まり、最初に案内されたのは襷コースにある6号竹柵障害。
この時は、阪神SJ仕様でいつもより20cm高い140cmに設定されていました。
高田J「この後元の高さに戻るんで、明日の入場料払いたくないからって
下に潜ったら挟まりますよ~(笑)」
そして、障害の高さと幅を実感してもらうためにと、
実際に馬…ではなくジョッキーが障害飛越に挑戦することに。
高田Jから指名を受けたのは、植野J!
植野J「なんで俺なんだよ(笑)」
真剣な表情で障害に向かい…
踏み切って、ジャンプ!
見事な飛越(?)に、大きな拍手がわきました。
当日の踏み切り位置が、コースにくっきり残っていました。
真ん中に見えるのは、馬の足がぶつかって土台が削れた跡です。
誰の馬だったのかでジョッキーの皆さまがもめていました()
6号竹柵障害を見学した後は、襷コースをさらに向正面方向へ歩きます。
途中で熊沢Jの背中が気になったり…
(この『熊』の字、拡大してみると熊の絵が集合してできてるんです!)
アポロマーベリックとバシケーンのブルゾンを撮ったりして…
(平沢Jがお財布を持ってきているのを、後で高田Jに突っ込まれていました←)
次の障害、5号グリーンウォールの側までやってきました。
グリーンウォールは、高さ125cm幅135cm。
触ってみました。
かなり固い素材で出来ているため、飛越の際にお腹をこすって
出血してしまう馬もいるそうです。
とはいえ、それほど高い障害でもないので、
まぁ跳びやすい方だと思うという高田Jのコメントがありました。
ここで、阪神競馬場のSNSに載せる集合写真を撮るということで、
急遽ジャンプレース応援隊の横断幕も出していいか聞いてみることに!
JRAの職員さんに快くOKをいただき、
ジョッキーの皆さんに持っていただくことになりました。
高田Jには「図々しいな(笑)!」と言われてしまいましたが()
内心では喜んでくださっていたと信じています(  ̄▽ ̄)
横断幕も写った集合写真を、TwitterやFacebookでご覧になられた方もいるでしょうか?
無茶ぶりに応えてくださった職員さんやジョッキーの皆さまには、
本当に申し訳なさと感謝の気持ちでいっぱいです。
集合写真撮影後は、ここでまとまった時間を取って質問タイムとなりました。
最初の1つがなかなか出なかったのですが、
まず最初に手を挙げた方からの質問が、
「オジュウチョウサンはとても強いですが、他の騎手の方はどう勝つつもりで乗ってますか?」
というものでした。
それにはまずオジュウチョウサンの鞍上から、ということで、
石神Jによる当日の回顧がありました。
「アップトゥデイトの後ろにつけられた時点で、
僕はもう捕まっているだけでした。本当にすごい馬だと思います」
といった感じでした。
この日も着差以上の強さを見せたレースでしたしね。。。
そして2着アップトゥデイトの林J。
「いや~早く潰れてくれないかなって感じですね(笑)」
その強さに、もはやお手上げという感じでした()
ベテランのコメントを、ということでマイクは熊沢Jに。
「勝ちたいと思って乗ってますけど…今のお手馬じゃ難しいかな(苦笑)
もっといいお手馬が欲しいです(笑)」
こちらもお手上げ状態でした()
この質問の最後は、3着タイセイドリームの平沢J。
「いつもどうやって負かしてやろうとかそういうことは考えていなくて、
自分の馬が1番力を出し切れるレースをしてくれれば
それでいいと思って乗っています」
と、何となく平沢Jらしさを感じさせるコメントでした。
次の質問は、「海外で乗ってみたいレースはありますか?」
障害レースファンなら、「グランドナショナル」や「パリ大障害」
といった答えをつい期待してしまいますが…
高田Jに振られた平沢J・佐久間J・難波Jなど、
ほとんどの方の答えが「別に乗りたいレースは無い」
というものでした( ̄□ ̄;)!!
これにはちょっと衝撃を受けてしまいましたが…。
実際にオーストラリアとフランスで騎乗したことがあるという、林Jのコメント
「コースがタフなのに馬の質が全体的に低いし、
賞金も安いから、もう行かなくてもいいかな…」
という内容で少し納得。
日本の競馬全体・障害レースの環境が整っているからこその実感…
だと思いたいです←
実際にフランスのオートゥイユ競馬場で障害レースに騎乗した高田Jと、
招待レースでフランスに行き、オートゥイユ競馬場も見学した森Jは、
「機会があればオートゥイユで騎乗してみたい」という答えでした。
ここで海外で乗りたいという流れが出来たかと思いきや…
「山ちゃーん!!どうなの!?」と高田Jに振られた山本Jも、
「そうですねー、賞金が安いので乗りたくないです!」
と断言()
「おーい、結局金かーい!」と高田Jに突っ込まれて、
「もともと金になるから障害乗り始めたんで(キリッ」
本音がダダ漏れでした…。
この質問の最後は石神J。
「海外は招待レースではないので、長山さん(馬主さん)からOKが出たらですけど、
グランドジャンプを勝てたら、オジュウチョウサンと海外に遠征してみたいです」
というワクワクするようなコメントが!
確かに、グランドジャンプで連覇を達成すれば、
国内にはもはや敵はいないと言ってもおかしくありません。
ファンとしては、オジュウチョウサンの海外遠征はぜひ実現してほしいと思います!
ツアーはこの後もさらに盛り上がるのですが、
長くなりましたので続きはまた後日といたします。