久しぶりの写真記事。
今年初の現地レポ記事になるのかな?
メンバー全員が関東在住なので記事も限られてはきますが
今年も頑張って写真記事を更新していきたいと思っていますので生温かい眼で見てやってください。笑
今回は2月11日(土・祝)東京8Rに行われた
障害OP別定戦春麗ジャンプステークスを振り返っていきたいと思います。

今回はスタンド側にお馴染みのジャンプ幕を無事に出せました!
右隣には難波剛健J幕と、そのまた横には小坂忠士J幕。
特別登録が出る前にある程度メンバー内で出てくると予想される馬や騎乗ジョッキーなどのについても話すんですがね。いざ登録が出たら「オッ!?」と驚くメンツでした。ここ最近のジャンプ重賞や特別戦は登録時点でフルゲート割れするケースが多かったですもんねぇ。

長期離脱をしていたあの馬の出走も叶いました!
では、いつもの様に掲示板到達の5頭のパドックでの様子とレースの感想など。


1着☆メイショウヒデタダ号(栗・南井克巳厩舎)&熊沢重文ジョッキー
前走の京都・牛若丸ジャンプS(4着)出走時よりマイナス12キロでの出走。
減っている数字だけ見ると「エッ?!」となりますが、元々が480キロ台で好走してきた馬。結果からしたら問題なかったということでしたね。落ち着きもあり「あとは先手を取って、自分のレースに徹するだけ」という。塩でしっかりお清めして名手を背にいざ、出陣!

2着☆ユキノスライダー号(栗・高橋義忠厩舎)&難波剛健ジョッキー
前走の東京・秋陽ジャンプS(4着)時よりも体重を4キロ増やし450キロでの出走。
前走時に8キロ減らした馬体を少しでも戻せたのは良かった!そして最後、直線がダートというのもこの馬にはプラス材料でした。難波ジョッキーも良い笑顔です。

3着☆ソロル(栗・中竹和也厩舎)&西谷誠ジョッキー
前走は中山・中山新春ジャンプS(2着)。馬体重を4キロ増やして496キロでの出走。
前走、勝ち馬のポールシッター号に直線ダートだけでグイグイ迫った脚は秀逸!「さすがはダート平地OP馬!」という印象をみんなが持ったのでしょう。1番人気に支持されました。
パドック序盤はずっと内側を向いていて気合いを見せていましたね。

4着☆リスヴェリアート号(栗・松元茂樹厩舎)&北沢伸也ジョッキー
前走の中京障害OP(2着)から8キロ馬体重を落として458キロでの出走。
パドックでは凄く気合いを前面に出すとかという事もなく、淡々と周回をしていました。馬体はなめらかで見栄えもするし、いつも堅実に掲示板には上がってきますからね!単勝3番人気に推されていました。

5着☆オースミムーン号(栗・松下武士厩舎)&高田潤ジョッキー
前走は2016年3月の阪神スプリングJ(4着)。故障休養明け、実に11か月ぶりの出走となりました。少しパドックに出てきた当初は久々もあって馬も気負っていましたが、それも周回を重ねていくうちに解消。1年前の春麗ジャンプS勝ち馬ということ、調教もしっかり積んできていた事もあり単勝2番人気という支持を集めていました。
さて!レース写真ですが!!
先に「泣き言」を言っておきますと、あまり納得できる写真がありません。
直線ダートのレースというと馬場入場が遠い事、ダートなので置き障害飛越も遠いーw
内馬場に行けば近くでも撮影できますが、レース後にウイナへダッシュということを考えると移動できませんでした。すみません。
なので雰囲気だけ見てもらえればありがたいです。

スタンド側連続障害。3号障害飛越場面。
既に遥か前に先手を取ったメイショウヒデタダ号が飛越。続いてダンツメガヒット号、リスヴェリアート号が行った後です。ラステラ号(鈴木慶太J)、ソロル号(西谷誠J)、内にシゲルナガイワシ号(植野貴也J)、手前がシンキングダンサー号(金子光希J)、ナンヨーケンゴー号(山本康志J)、ユキノスライダー号(難波剛健J)の姿が見えますね!

4号障害の飛越。
ダンツメガヒット号(小坂忠士J)と内にリスヴェリアート号(北沢伸也J)の姿が見えます。
メイショウヒデタダ号は例の如く、遥か前です。
あと写真で見るとわかりますが、内馬場はホントに障害飛越を間近で見ることが出来るのでオススメですよ~!!

1コーナー。
関東馬では単勝人気が上の方(単勝4番人気)だったコンコード号(石神深一J)はこの位置から。前のメイショウヒデタダ号の位置から考えると「え?この位置で間に合うの??」というポジションでしたね・・・。
向こう正面、2周目に入ると徐々にナンヨーケンゴー号、ダンツメガヒット号、リスヴェリアート号、シンキングダンサー号などが前のメイショウヒデタダ号をめぐって動き出します。
そして直線ダートコースへ!

ファインダー越しに飛び込んできたのはメイショウヒデタダ号と熊沢ジョッキー!
「これは楽勝かな~?」と思っていた場面で

流星の鼻先が見えたかと思ったらユキノスライダー号と難波ジョッキーが、一追い毎に前との距離を縮めてきました!!!!

ソロル号とオースミムーン号の姿も見えてきた!!!!
場内の歓声が一層大きくなります!

わわわわわ!!!
どうなった?どうなった?????・・・という所で、メイショウヒデタダ号と熊沢ジョッキーの逃げ切り勝ちの場内放送が!


口取りは担当厩務員さんと熊沢ジョッキーのみ。
見てください!メイショウヒデタダ号の足もとチョーンのポーズ!

自分たちが居た場所からだと後ろからの撮影となってしまったのですが
「表彰式の時に正面から撮影すればいいか!」
と思っていたのでこれが全ての春麗ジャンプS写真の最後となりました。
「何で表彰式がないのっ???」と仲間で騒いでいたら、音響設定のJRA職員さんが
「今回は馬主さんも調教師さんも臨場していないので、表彰式は中止だそうですよ!」
と教えてくださりました。残念。
春麗ジャンプS。
終わってみれば掲示板にのぼった5頭全部が関西馬で7歳、8歳の牡馬という結果。
ここ最近の障害未勝利などを見ても関西馬の勝利が多いような。
関東もオジュウチョウサン号に続く障害馬の活躍が待たれるところです。
でも成績云々に加え、出走全人馬が無事に完走できた事にホッとしました。
以上、春麗ジャンプS写真レポでした。
【写真&文章】 コウ