ダービーも終わって、季節も春から初夏へ。
障害レースは6月こそ東京&阪神で施行されますが、7月からは夏のローカル開催も始まりますね。
その前に観戦レポも少しずつですが進めていきたいと思っています。
どうぞお付き合いくださいませ♪
2016年1月9日(土)・10日(日)・11日(月・祝) と3日間開催の真ん中。
中山4Rに施行された障害未勝利戦のレポです。
晴れてはいましたが、年が明けて間もない中山。日が当たるスタンド側は、そこそこ暖かいのですが少し日陰ができるグランプリロード側や、パドック。←ここは本当に寒い!!笑
いつもの様にパドック写真にて1着から5着の馬を紹介・・・。
1着☆タピエス号(栗・浅見秀一厩舎)&中村将之ジョッキー
この日は4番人気に推されていました。もう少しレースぶりから人気になってもおかしくない馬ではあるんですがねぇ。過去1番人気なったレースで凡走したり、落馬があったりしたのがネックになったのかな?
このレースで障害OPに昇級して平地レースを含む4戦を消化しましたが、凡走に終わっているようです。
在厩。
2着☆マイネルマーク号(美・高橋祥泰厩舎)&五十嵐雄祐ジョッキー
平地GⅠ馬のマイネルキッツ号の半弟にあたる同馬。凡走と連対を繰り返すあたり、少し気性が難しい馬なのかな・・・と感じさせる部分もあります。毎回、良い位置で競馬をしているのですがね。
この2走後の福島障害で未勝利脱出を果たしますが、4/30の新潟障害OPでは凡走。現在は在厩。
3着☆エルインペレイター号(美・戸田博文厩舎)&浜野谷憲尚ジョッキー
このレースの1番人気馬。先行力があるのですが、最後は持ちこたえられず後退するレースが続いていました。この日もこのパターンでしたね。
このレース後2戦消化し、4/3の中山障害で未勝利脱出。4/30新潟障害OPで4着。現在は放牧中。
4着☆シゲルハリマ号(美・伊藤正徳厩舎)&草野太郎ジョッキー
毎回、堅実には走るのですがイマイチ決めてに欠けるレースが続いていました。
この日もいいポジションで運べていたんですが、「ここから!」という場面で後退。この後中京障害未勝利6着を最後に、登録抹消。お疲れ様でした。
5着☆トーセンメリッサ号(美・成島英春厩舎)&小野寺祐太ジョッキー
このレースが障害初戦だった同馬。スタートして流れに乗れず、後方からの競馬となりました。
最後の直線ダートコースだけで5着になだれ込むという競馬。
この後障害を3戦しますが最高、掲示板5着なんですよねー。現在も在厩。
スタンド側のちょうどスタート地点が見える場所に移動。
どの馬も嫌がる素振りもなくすんなりとゲートイン。スタートします。
スタートして障害をひとつ飛越した後に、あの中山名物の深い深いバンケットを下って駆け上がります。
スタートしてハナに立ったのは、人気のエルインペレイター号。
5,6馬身離れてマイネルマーク号とローレンルーナ号が並んで2番手。そんな感じですすむのかと思いきや、初障害で平地力のあるスマートギア号がグーっと外からポジションをあげてきて、スタンド前の障害前では先頭にいたエルインペレイター号に並びました。
エルインペレイター号とスマートギア号の飛越。
このあと2馬身ほどおいて、マイネルマーク号とローレンルーナ号が並んで飛越。
少し間隔をあけて3番手集団のうちにリターンエース号。
外に勝ち馬のタピエス号。
直後にシゲルハリマ号、その後ろにタイヨウロマン号。
2周目に入ってもほぼ隊列は変らず。
エルインペレイター号とスマートギア号が5馬身ほど前を走り、後ろにマイネルマーク号、タピエス号、シゲルハリマ号。直線ダートコースが近づくと前の5頭がだんだん一団となる。
スマートギア号、シゲルハリマ号が後退。
5番手にいたマイネルマーク号が追い出し
その外をタピエス号が楽にエルインペレイター号に追いつきます。
必至にエルインペレーター号も粘りますが
中村ジョッキーの鞭に応えたタピエス号が追いつき、ジリジリと差を詰めてきたマイネルマーク号を3/4馬身尻ぞけたところがゴール!
さて!
グランプリロードに移動して帰ってくる馬たちを待ちます。
一番最初に帰ってきたのは、ララオムドゥクー号&石神深一ジョッキー
入障1戦目。先ずは無事にレースを走り終えた愛馬を労いながら。
私たちの目の前で止まったローレンルーナ号。
鞍上の江田勇亮ジョッキーが大きなアクションでレースの様子を話していました。
勝ったタピエス号が帰ってきました!
鞍上の中村ジョッキーも笑顔です!!!
奥に見えるのはタイヨウロマン号&金子光希ジョッキー。
納得がいかないレースだったのか首をかしげながらスタッフさんと話していました。
3着だったエルインペレイター号と浜野谷ジョッキー。
鞍上は悔しそうに戻ってきたんですが、エルインペレーター号は舌をペロペロと出しながらのご帰還。
口取りを待つ間、タピエス号と厩舎スタッフさんがグルグルと。
メンコのしたから飛び出す鬣は、チャームポイント?笑
中村ジョッキーが検量を終えて出てくると「おめでとうございます!」の声。
笑顔の中村ジョッキーと馬を一緒にキチっと撮り切れない腕の無さ・・・・。
口取り撮影中、本当におとなしかったタピエス号。
中村ジョッキーはこのレースは2016年の初勝利でした。
中村ジョッキーといえば一時期、凄い中山障害で勝っていたイメージがあります。
以前、中村ジョッキーが中山で勝ったウイナでサインをしていただき
その時に
「中村さんって、中山障害で勝つ確率高いですよねー?」
と質問したことがあったのですが、それに対しての返答は
「そうっすかねぇ?あんまり分からない。笑」との事でした。笑
この週は前日の中山新春ジャンプSではアラタマユニバース号での競走中止で苦い思いもしましたが、しっかりと翌日にはタピエス号で取り戻す騎乗。
平地レースと障害レースともに
勝つときは「アッ!!」と驚く馬で勝つイメージがある中村ジョッキー。
最後の1人までサインや写真に対応されていました。
これからも怪我なく穴馬を持ってきて
私たちファンを楽しませてほしいですね!!
タピエス号関係者の皆様、おめでとうございました!
【投稿者】 コウ