2016.4.16~17 先週の結果 | 踏み切ってジャンプ

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先週は“春の障害レースグランプリ”中山グランドジャンプ(J・G1)が16日(土)に

翌日の17日(日)には福島で4レース、5レースと障害未勝利戦が行われました。


先ずはいつものように着順から振り返っていきましょうか!



☆4月16日(土) 中山11R・第18回 中山グランドジャンプ(J・G1) 芝・外4250m

天候:曇、芝:良


1着  オジュウチョウサン     石神深一   4:49.4

2着  サナシオン          西谷誠     3馬身1/2

3着  メイショウアラワシ      森一馬    9馬身

4着  ビコーピリラニ         田村太雅   1/2馬身

5着  ワンダフルワールド     平沢健治   クビ

6着  ダンツメガヒット        小坂忠士   4馬身

7着  マイネルフィエスタ      植野貴也   4馬身

8着  ティリアンパープル      山本康志   4馬身

9着  ブライトボーイ         草野太郎   1/2馬身

中止  ウォンテッド          高田潤


≪競走中の出来事等≫

・ウォンテッド号は、6号障害(大竹柵)着地時に躓き、騎手が落馬したため競走中止。


スタート好発は人気のサナシオン号。それに続いて3,4馬身離れて2番手にブライトボーイ号、オジュウチョウサン号、ビコーピリラニ号、ワンダフルワールド号など。

大障害コース大竹柵でウォンテッド号が落馬。

少頭数という事で馬群が固まってごちゃつく場面も見られず、淡々とレースが進む。

レースが動いたのは3周目3~4コーナー。3番手にいたオジュウチョウサン号が徐々に進出。最終スタンド前置き障害地点で先頭のサナシオン号に並びかかる。飛越後にサナシオン号がもうひと伸びして逃げ込みにかかるも、残り100m付近でオジュウチョウサン号がこれに並び突き放して快勝!!


勝ったオジュウチョウサン号は、障害レース12戦4勝。兄弟にはケイアイチョウサン号がいる血統。

障害未勝利を2戦目で勝ち上がり、その後の障2750m害OP昇級もアッサリ勝利をおさめました。距離延長にも対応できるスタミナを兼ね備えた同馬。実力馬が復帰してくるであろう暮れの大一番が今から楽しみになりましたね。

管理する美浦・和田正一郎厩舎は、J・G1初制覇。今年の障害初勝利がまさかJ・G1制覇となるとは!!本当に嬉しい勝利となったことでしょうね。

鞍上の石神深一ジョッキーは、16年目にしてG1初制覇。今年といっても、つい先日JRA通算100勝のメモリアル勝利をきめてから波に乗れていますねぇ!この勝利が今年の4勝目。障害リーディング・・・今年は勢いに乗って狙えそうな雰囲気ですね!



☆4月17日(日) 福島4R・障害4歳以上未勝利 芝2750m 天候:雨、芝:良


1着  マイネルマーク      五十嵐雄祐    3:03.4

2着  キープトライン       ▲原田和真   1馬身3/4

3着  エンパイアサンデー    蓑島靖典    3馬身1/2

4着  サーシスリーフ       黒岩悠      3馬身1/2

5着  トーセンスラッガー     小野寺祐太   3馬身


≪競走中の出来事等≫

・ローレルソラン号(浜野谷憲尚J)は、競走中に前進気勢を欠いたため2周目1号障害(ハードル)手前で競走中止。(人馬ともに異常なし)

・カケダシ号(草野太郎J)は、2周目1号障害(ハードル)着地時に躓き、騎手が落馬したため競走中止。(馬:異常なし、草野J:右腓骨々幹部骨折、右足関節内果骨折)

・ローレルソラン号は競走中に前進気勢を欠き、2周目1号障害手前で競走を中止したことについて障害調教再審査(平地競走を含む)。


スタートを好発のワイルドジーク号が先頭。続いてローレルソラン号、キープトライン号、ウーマン号、ブリリアントミノル号など。中団にマイネルマーク号、エンパイアサンデー号は後方。

襷コースを経て2周目順周りになると、キープトライン号が先頭にたちレースを引っ張る。3,4コーナーあたりでは徐々に追い上げてきたマイネルマーク号、エンパイアサンデー号。先頭にいたキープトライン号の3頭が並ぶも、最終障害飛越後の追い比べをマイネルマーク号が制して障害未勝利脱出を決めた。


マイネルマーク号は障害6戦目で障害未勝利脱出。この日は馬体重を18キロ減らしてきていたので正直、ビックリしたのですが結果的には何ら問題なかったみたいですね。

兄弟馬に天皇賞(春)やステイヤーズSを勝ったマイネルキッツ号がいる血統。同馬も平地1600万クラスで頑張っていた馬です。力はあっても障害1勝までは長かった・・・。

管理する美浦・高橋祥泰厩舎は、障害レースに関しては今年の1勝目。

鞍上の五十嵐雄祐ジョッキーは、障害レースに関しては今年の2勝目。1月の障害未勝利、オールデフィート号から勝っていなかった事にビックリでした



☆4月17日(日) 福島5R・障害4歳以上未勝利 芝2750m 天候:曇、芝:稍重


1着  ワールドカップ     佐久間寛志   3:03.5

2着  ルー           山本康志     2馬身

3着  マイネプレセア     石神深一     1/2馬身

4着  ダークサイド       五十嵐雄祐   4馬身

5着  ディープフォンテン   浜野谷憲尚   3/4馬身


≪競走中の出来事等≫

・モリトブイコール号の騎手・草野太郎は、第4競走での落馬負傷の為、原田和真に変更。

・メイショウツガル号(森一馬J)は、2周目1号障害(ハードル)着地時に躓き、騎手が落馬したため競走中止。(人馬ともに異常なし)


スタートして最初は何が行くのか・・・というところだったのですが、メイショウツガル号が先頭へ。続いてサクラアドニス号、ラノララク号、ディープフォンテン号、レディー号、ルー号など。

2周目も3~4コーナー地点になりペースが上がると内からスルスルとワールドカップ号が進出開始。

最終障害でメイショウツガル号、ワールドカップ号、ルー号がほぼ一線で飛越するも、メイショウツガル号が躓きジョッキーが落馬。追いすがるルー号を振り切り、ワールドカップ号の勝利。


勝ったワールドカップ号は、入障5戦目での勝利。前の馬たちがけん制し合って行ってくれた分、マイペースでレースをできたのも良かったのかもしれませんね。尚、同馬の父親はヴァーミリアン号。この産駒の障害OP馬というのは、ワールドカップ号が初なのかも。今後にも期待ですね。

管理する栗東・柴田光陽厩舎は、障害については今年の1勝目。

鞍上の佐久間寛志ジョッキーは、これが今年の初勝利となりました!


オジュウチョウサン号、マイネルマーク号、ワールドカップ号。

各馬関係者の皆様、おめでとうございました!



先週はこんなところでしょうか。

16日の中山グランドジャンプ。見応えのあるレースでしたね。オジュウチョウサン号&石神深一ジョッキーの強さには痺れました。落馬競走中止があったのはとても残念ですが、各人馬がそれぞれに見せ場があったレースに思えました。

翌17日の福島障害。4Rでは北沢伸也ジョッキーが障害通算1000回騎乗達成という嬉しいニュースもありましたが、落馬事故も多かった・・・。草野太郎ジョッキーの回復をお祈りいたします。



さて、今週末からは開催も東京・京都・福島と替わりますね。(障害レースは変らず福島)

(23日(土)は、4Rに障害未勝利、5Rに障害OP。24日(日)は、4Rに障害未勝利)


土日各競馬場で平成28年熊本地震に対する義援競馬がある様ですね。

まだまだ余震も続き、住民生活にも支障が生じています。少しでも被災地の皆様を援助できる様、馬券をいっぱい買いましょう!競馬ファンの気持ちをカタチにして被災地に届けましょう!

微力でも大きな力になるはずです。




【投稿者】  コウ