先週は土日とも京都競馬場で障害レースが行われました。
先ずは結果から見ていきましょうか!!
☆5月30日(土) 京都8R 京都ハイジャンプ・JGⅡ 芝3930m
1着 ルールプロスパー 白浜雄造 4:26.2
2着 マサライト 北沢伸也 4馬身
3着 アポロマーベリック 五十嵐雄祐 クビ
4着 ソンブレロ 高田潤 大差
5着 コスモソユーズ 山本康志 3馬身
≪競走中の出来事等≫
シゲルジュウヤク号(植野貴也騎手)は、9号障害(バンケット)着地時に転倒したため競走中止。
(馬:右上腕骨骨折※予後不良、騎手:右足甲部打撲)
アドマイヤサイモン号(西谷誠騎手)は、3周目7号障害(生け垣)着地時に転倒したため競走中止。
(馬:異常なし、騎手:左臀部打撲)
マサライト号の騎手・北沢伸也は、最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について戒告。
スタートはアラタマユニバース号が立ち遅れ。それ以外の馬は綺麗にスタート。
シゲルジュウヤク号がハナに行きそうなところを、外からルールプロスパー号が楽に先頭へ。
続くのはアポロマーベリック号、シゲルジュウヤク号、コスモソユーズ号など。前から後ろまで縦に長い展開。
3周目に入っても脚色衰えず後続の馬に5馬身近い差をつけながら、ルールプロスパーの単騎逃げは最後まで続き、影を踏ませることもなくゴール!2着に古豪・マサライト号が入線。
勝ったルールプロスパー号は京都ハイジャンプ2連覇。京都は本当に良績を残します。
そして!何よりも凄いのは9年連続して勝利をあげているという事。
厩舎のケアがあってこその勝利ですね。
管理する栗・北出成人厩舎は、障害について今年の初勝利。
鞍上の白浜雄造騎手は、今年の3勝目。
(タナトス号2勝・障害未勝利&障害OP、そしてルールプロスパー号)
ルールプロスパー号関係者の皆様、おめでとうございました!
☆5月31日(日) 京都4R 障害4歳以上未勝利 芝→ダート2910m
1着 メイショウゼロセン 森一馬 3:16.0
2着 ファイアーシチー 小坂忠士 6馬身
3着 サチゴロウ 佐久間寛志 4馬身
4着 メイショウライウン 田村太雅 3馬身1/2
5着 マイネルドメニカ 上野翔 3馬身1/2
≪競走中の出来事等≫
アスターコリント号(林満明騎手)は、枠内駐立不良。(暴れる)
マサノジュエリー号(難波剛健騎手)は、1周目7号障害(生け垣)着地時に転倒したため競走中止。
(人馬異常なし)
シゲルハリマ号(植野貴也騎手)は、2周目6号障害(生け垣)着地時に転倒したため競走中止。
(人馬異常なし)
エスペリア号(北沢伸也騎手)は、2周目6号障害(生け垣)飛越時に転倒したシゲルハリマ号に触れ、疾病(右肩は行)を発症したため競走中止。
シゲルハリマ号の騎手・植野貴也は、1周目3号障害を内側に斜飛したことについて過怠金50000円。(被害馬:ホトトヤエ号・マサノジュエリー号・エスペリア号・クリノキングムーン号)
スタートからハナをきったのは、メイショウゼロセン号。続いてシゲルハリマ号、エスペリア号、クリノキングムーン号。ここまでの4頭が1つの集団、3,4馬身離れてメイショウライウン号、サチゴロウ号などの集団でレースが進んでいった。
2周目から向こう正面で単騎で逃げていたメイショウゼロセン号にシゲルハリマ号が併走し、争うように飛ばして後続を離していくが、6号の生け垣でシゲルハリマ号が落馬。
再び、メイショウゼロセン号がハナにたちそのまま逃げ切る。2着には直線ダートコースで外から追い上げたファイアーシチー号。
メイショウゼロセン号は入障して3戦目での勝利。
2つの落馬の影響を幸いにも受けることなく、始終、自分のペースで進められたメイショウゼロセン号の完勝。障害を使ってレース馴れしてきたことで飛越も安定していました。
京都の障害コースもこの馬には合っていたんじゃないでしょうか?
管理する栗・松永昌博厩舎は、障害については今年の初勝利。
鞍上の森一馬騎手は、障害については今年の4勝目。
(キングブラーボ号・ダンツミュータント号の障害未勝利&障害OPと今回のメイショウゼロセン号)
メイショウゼロセン号関係者の皆様、おめでとうございました!
久しぶりの京都開催の障害はこんなところでしょうか?
京都は本当に前でうまく立ち回れる馬が強いですね。
さて、今週末の障害レースは6日(土)に引き続き東京コースで障害オープンが
7日(日)は、阪神コースに関西の舞台は移って障害未勝利が組まれています。
今のところは土曜日の天気が微妙な雰囲気ですが、日曜日は何とかもちそうですね。
是非とも平地の大きいレースだけでなく、障害レースの方も馬券検討の程よろしくお願いいたします!!
【投稿者】 コウ