新潟の開催が終了して
束の間ではありますが障害レースも主会場で施行されました。
来月からはまた
中京や福島に開催がうつりますし
その前に
『そうだ!東京にジャンプレースを見に行こうっ!!』
ってな事で今回のレポに至ります。
6月15日(日)。
この日は梅雨の合間ではありましたが良い天気で
まさに初夏を思わせるような暑さでした。
1着☆ベロセットレコード号
(美・堀井雅広厩舎)
▲原田和真ジョッキー騎乗
パドックで、原田ジョッキーは騎乗せず。
周りを睨みつけるような気迫のこもった周回でした。
たまにスタッフさんを手古摺らせる場面も見受けられましたね。
レースは無理をさせず馬の気に任せて
内ラチ沿いで折り合いをつけて2周目3コーナー過ぎから早目のスパート!
見ている側にしてみたら『早過ぎない???』とも思ったのですが、3キロ減の恩恵と原田ジョッキーの好判断が“功を奏した”印象でしたね!
快勝でした。
2着☆サンマルボス号
(美・佐藤吉勝厩舎)
高野和馬ジョッキー騎乗
障害を使う毎に確実に良くなってきた馬。
2番人気と高評価だったようですしね!
今回は動きたい時に進路がとれず仕掛けたそうな場面で動けなかった印象。
勝ち馬とは大差となってしまいましたが
能力的にも、次辺りが順番じゃないでしょうかね。
3着☆プロジェクトブルー号
(美・星野忍厩舎)
石神深一ジョッキー騎乗
1番人気に推されていたのですが・・・。
今回のレースに限らず
『後方から、直線で追い込む』という
この馬のレーススタイルが確立されてきちゃっているのかなぁ~・・・。
展開にも左右されやすいのでしょうか?
飛越でもう少し前進があればなぁ・・・といつも思います。
4着☆ハクユウドルフィン号
(栗・加藤敬二厩舎)
難波剛健ジョッキー騎乗
11番人気という低評価を覆す激走でした!
スタートも飛越もまずまず。
少し馬群でひるむ仕草もみせていましたが
初障害であれだけできれば、次はかなり楽しみな競馬をするのではないでしょうか?
438キロと小柄な仔なので使い減りせずに次も出てきたら注目ですね!!
5着☆アストレーション号
(美・二ノ宮敬宇厩舎)
金子光希ジョッキー騎乗
初障害馬ではありましたが
平地時代は1600万条件でも頑張っており
東京コースの長い直線・・・平地力も買われて5番人気に推されていました。
障害とはいえ約7ケ月ぶりの実戦を考えれば
この着ならば上々といえるのではないでしょうか?
この馬も次走の変わり身に期待したいですね。
スタート後は
出が良かった馬たちも誰が引っ張っていくのか様子をうかがっていましたが
エスティリリー号&江田勇亮ジョッキーがレースを引っ張っていきました。
以下は
ワンダーコデルノ号、ウインバンディエラ号など。
ベロセットレコード号は、内で我慢。
3コーナー過ぎで
前にいたエスティリリー号を捉えると
後はベロセットレコード号の一人旅・・・。
直線では10馬身以上のセーフティーリードを保ったまま、余裕のゴールでした。
2着以下の直線はこんなカンジ。
サンマルボス号が前を行くハクユウドルフィン号を捉えました。
プロジェクトブルー号は外から直線のみで追い込み3着。
ベロセットレコード号は入障7戦目にしての未勝利脱出。
パドックではやんちゃな印象がありましたが
レースで出し切ったのか
意外に大人しく口取りにおさまっていました。
鞍上の原田和真ジョッキーは
福島障害オープンをメジロサンノウ号で障害初勝利を果たしていましたので
ベロセットレコード号の勝利で障害は2勝目。
障害初勝利までに時間を要しましたが
勝つ時って
それまでが嘘の様にポンポンと勝てるものですよね!
天間厩舎所属からフリーに転身した原田ジョッキー。
色々な意味で
今年は“勝負の年”だと思います。
この日は平地レースでも1勝していましたし
これからが楽しみなジョッキーですよね。
先ずは
ベロセットレコード号関係者の皆様
堀井雅広厩舎関係者の皆様
原田和真ジョッキー、おめでとうございました!
【投稿者】 コウ