ご紹介です。
勝ったのは、アポロマーベリック号と五十嵐雄祐騎手でした。

結果の記事に詳細がありますので省略しますが、
初の大障害もなんのその!
完勝だったと思います。
アポロマーベリック号にとっては、東京JS以来の重賞2勝目。
五十嵐雄祐騎手にとっては、2010年京都HJをエーシンディーエスで
勝って以来の重賞制覇。
そして、初のJ・GI制覇になりました!






ゴーグルをつけたまま戻ってきた五十嵐騎手ですが、ウルッとしているような
気がしました。
2010年の五十嵐騎手といえば、どんどんこのまま重賞勝って行くのかな?
と思えるような勢いがあったように思います。
アポロマーベリック号はまだ4歳ですし、五十嵐騎手とのコンビで来年以降の
障害界を引っ張っていってくれる存在になってくれると思います。
まずは、春のグランドジャンプが目標になるのかな?と思いますが、
それ以降も順調に行ってくれたらなぁと思います。
アポロマーベリック号、五十嵐雄祐騎手、堀井厩舎をはじめ関係者の皆様、
おめでとうございました☆
さて、このレースでは2頭の長老がラストランを向かえました。
レース結果で明暗が分かれてしまい、複雑ではありますが…。
まずは、長期休養をはさみつつ13歳まで現役を続けたスプリングゲント。
障害では無類の強さを発揮し、さらに、中山、京都、阪神とコース不問、
馬場不問でした。
個人的に印象に残っているのは、2006年の東京HJと京都HJ。
そして、2009年の中山グランドジャンプでしょうか。
この馬と出会えて良かったと私自身思っている馬でして、細かいことは
省略しますがものすごく感謝している馬です。
そして、ラストランで落馬競走中止となってしまったメルシーエイタイム。
障害キャリアという点では、スプリングゲントよりもさらに長い馬ですね。
こちらも屈腱炎での休養を挟みつつ、10歳まで走り続けました。
個人的に思い出に残っているのは、2007年の中山大障害。
それ以前は、私自身が今ほど障害を見ていなかったコトもあって、
もっと良いレースあったよと仰る方もいるかもしれませんね…。
今年の大障害で落馬競走中止となったメルシーエイタイム、
左第2趾関節脱臼ということで、予後不良になるほどの大怪我を
負ってしまいました。
もう会えないのをレース中に覚悟したくらいでしたが、手術をし、
現在は回復に向かっているとのコト。
ここまで頑張って走ってきたのですから、スプリングゲント同様
ゆっくり余生を過ごしてほしい1頭です。
どうかこれからも、順調に回復していきますように。
心から願っています。
本年も当ブログに足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
来年は、障害のローカル移行などもあり、厳しい状況になりますが、
少しでも本ブログを通して障害レースに興味を持ってくださる方が増えれば
と思っている次第です。
新たな年も、ぜひ障害レースと当ブログをよろしくお願い申し上げます。
皆様、良い年をお迎えください。
【投稿者】 海莉