追悼・増本豊調教師 | 踏み切ってジャンプ

踏み切ってジャンプ

ジャンプレース応援してます☆

栗東所属の増本豊調教師が、病気のため、
10月5日に滋賀県守山市内の病院で逝去されました。
67歳でした。

増本師が開業したのは1978年。
主な管理馬として、短距離路線で活躍したマサラッキや、
交流重賞2勝の実績を持つゲイリーイグリットが知られていると思いますが、
障害レースファンとして決して欠かすことが出来ないのは、
マルカラスカルとキングジョイの2頭のGⅠ馬です。

(連覇を達成した、2009年中山大障害でのキングジョイ)

(ラストランとなった、2010年中山大障害でのマルカラスカル)

ともに2002年生まれのこの2頭は、
テイエムドラゴン・メルシーエイタイムらと並んで「障害最強世代」と呼ばれ、
2頭でJ・GⅠを4勝挙げる活躍を見せました。

他にも、


10番人気で勝った2010年の春麗JS他、障害で3勝を挙げたハッピーヘイローや、
(写真は2010年の小倉SJ)

障害2勝、2012年の小倉SJで3着に入ったマサライトも管理されていました。
(写真は2勝目を挙げた、2011年5月の東京)

11月5日現在では、マサライトが現役のほか、
今年の9月末に4戦目で障害未勝利戦を勝ち上がり、
昇級初戦で4着に入ったサンライズロイヤルが現役の管理馬でした。

70歳の定年まであと3年。
ご無事に調教師生活を送られていれば、
まだまだ障害レースでの活躍馬を送り出されていたと思います。
その早すぎる死を悼み、
ジャンプレース応援隊一同、心よりご冥福をお祈りいたします。