先週は土・日と計2鞍の障害競走が行われました。
その結果を振り返り。
まずは土曜東京の障害オープンから。
1着 テイエムブユウデン
2着 オウケンウッド
3着 メジロサンノウ
4着 テイエムオウショウ
5着 トウシンボルト
テイエムブユウデンは常に内ラチぴったりで4~5番手辺りを追走。
最後の直線、逃げたトーセンプラチナが力尽きると、あとはオウケンウッドとの競り合いのみ。
それを制しました。
オープン馬ですからね。
特筆すべきところは無いんですが、ま、お手本通りの競馬だったかな?という感じがします。
オウケンウッドも上に同じ。
メジロサンノウはホントに大きな穴をあけます。
前回、11番人気で好走した春麗JSでは馬連10万馬券の立役者となり、今回は3連単30万馬券の立役者となりました。
勝ち上がったのは中山だったんですが、東京では『ハマれば』という条件こそついてしまうものの、スムーズに競馬をさせたら(いろんな意味で)怖い1頭です。
1番人気に推されたトウシンボルトはようやくの5着。
外枠を引いたのも運が悪かったかな?という気もしますが、この馬自身が『相手なりに走るけど、相手なりにしか走れない』タイプですから『人気は背負うがテッペンが無い』馬なんですよねぇ。
障害での複勝率こそ40%以上ある反面、勝率は5%という数字がそれを物語っています。
勝てる力は十分持っていると思うんですが…あとは、どちらかといえば(個人的には)中山の方が向いているような気もしてます。
お次は日曜京都の障害未勝利。
1着 アイアンラチェット
2着 ヤマニンアーマー
3着 コウエイレディー
4着 ウォンテッド
5着 トキノフウジン
アイアンラチェットとヤマニンアーマーはホントに紙一重。
レース自体はヤマニンアーマーの方が美しいレースをしていました。
障害でスピードが全く落ちないのがいいですね。
未勝利戦だけに、障害でスピードを落とす馬が多かった中、この馬だけは非常にきれいな飛越でした。
最後はアイアンラチェットにアタマ差だけ差されてのゴールでしたが、初勝利は近いと思います。
アイアンラチェットも1周目は後方2~3番手でしたが、道中で徐々にポジションを上げる競馬。
最後は外からヤマニンアーマーを交わしての障害初勝利でした。
ヤマニンアーマーは次辺り勝てると思いますし、上のクラスでもやれると思います。
アイアンラチェットも道中置かれすぎなければ、こちらもオープンでもいい勝負ができるんじゃないでしょうか。
さて、このレースで1番人気に推されたのは初障害だったトキノフウジン。
レースでは先手を取るも、2周目4号障害付近からポジションを下げ、一時は9番手まで後退。
その後、最後の直線だけで5着まで盛り返しました。
平地オープンクラスの経験があるしなぁ。という気はしていましたが、初障害で、しかも前走際どい競馬をしていたヤマニンアーマーなどがいる中での1番人気は正直解せない部分もあったんですが、オイシイ馬券にありつけたのでそこは良しとします。
平地でこれだけの脚を使えるワケですから、あとは障害慣れだけですね。
来週は土曜日に京都競馬場で京都ジャンプステークスが行われます。
登録馬が、なんと8頭・・・。
人気はおそらくデンコウオクトパスかと思いますが、京都での成績は1戦0勝(競走中止)のみ。
スクーリングはするんでしょうが、京都のバンケットが飛越の粗い同馬にどう出るのかがポイントかと思います。
登録馬の中では唯一京都のバンケットの経験があるのがメイショウヨウドウ。
この2頭はともに西谷騎手を主戦としているだけに、ヤネがどうなるか(おそらくデンコウオクトパスかと思いますが…)。
他に重賞好走経験があるのが、ビーアウェイクとワシャモノタリン。
いずれも東京での好走歴ですね。
そして、現役障害馬唯一のトウカイテイオー産駒でもあるマンノプロジェクト。
などなど・・・。
頭数の割には馬券が難しいレースになりそうです。
また、日曜日には東京で障害未勝利も行われますね。
次週も障害競走をよろしくお願いいたします。
【投稿者】 ぼや