さて、今週の結果をおさらい。
まずは土曜新潟の未勝利戦。
1着 タニノマンボ
2着 アムールクエスト
3着 プレミアムパス
4着 ユニバーサルアゲン
5着 オリオンザアルファ
馬券的にはかなり落ち着いた結果でした。
ただ、アムールクエストはここで勝てなかったのが痛かった・・・。
中京(4着)→新潟(2着)→新潟(2着)と来て、ここでまた2着。
中京から新潟の結果を見る限り、こういったコースが合っていると思われるだけに今回の2着は『合格点・及第点の2着』ではなく、『痛恨の2着』になったかと思います。
新潟の障害コースは多少無理をしてでも前に行かないとお話になりません。
『逃げろ』とは言いませんが、道中、ある程度ポジションをコントロールしながら2周目4角では射程圏にいないと前を捕えきれません。
平地と同じコースを使いますが、新潟2歳Sのハープスターのような勝ち方をする障害戦は見たことがありませんからね。
そういう意味で先手を取ったのは大正解だったんですが、ここは差し切ったタニノマンボを褒めるべきなんでしょうね。
お次は土曜小倉の未勝利戦。
1着 メイショウヨシミツ
2着 マイネルフィエスタ
3着 リアルブラック
4着 ツィンクルブーケ
5着 ピンクピアリス
こちらはメイショウヨシミツ×田村騎手にまんまとやられましたね。
馬場も味方につけました。
何せこのメイショウヨシミツ。
今回の障害未勝利がデビューから通算16戦目だったんですが、そのうち半数以上の9戦が稍重~不良という『雨男』。
さらには、デビュー戦が重馬場で、その1戦のみで高知競馬に移籍し、そこから7戦の計8戦すべてが稍重1回を含む道悪でした。
そんな中、高知競馬で7戦2勝2着1回3着1回の成績を挙げ、中央再転入。
初めて良馬場で走ったのは、その出戻り初戦、通算9戦目でしたね。
マイネルフィエスタは力ありますね。
こちらは障害馬としての血統的な下地もありますし、早いところ兄・テイエムハリアーの域に達してほしいと思います。
で、個人的に『人気ないなぁ…』と思っていたのが4着のツィンクルブーケ。
まさか最低人気とは思いませんでした。
確かに掲示板に載るか載らないかレベルの成績を続けていますが、この馬は未勝利で終わる馬ではないと思いますよ。
ただ、現在5歳なので残りはあと最大7ヶ月(オーナーズのため牝馬は6歳3月にて引退)しかありませんから能力的な問題より時間的な問題の方が大きいんですが・・・。
さて、最後は今日の新潟・障害オープン。
1着 ネオレボルーション
2着 ローレルエルヴェル
3着 ピカピカテッタ
4着 ミラクルオブレナ
5着 リキサンヒーロー
人気馬総崩れでしたね。
ネオレボルーションはようやく長いトンネルから抜け出しての障害2勝目…といいたいところなんですが、このレースは展開がすべて。
前に行った馬だけでレースが終わってしまった感じです。
個人的に藤沢和雄厩舎は開業当時から応援している厩舎なので、所属馬が勝ったことは嬉しいは嬉しいんですけど、実力か?と言われれば疑問符がつくレースでした。
次のレースで人気になるようであれば疑ってかかる方が正解のような気がします。
ローレルエルヴェルも2着は大健闘…といいたいところなんですが、こちらもこの馬が頑張った分と、他が走れなかった分とでのこの結果だと思うので、鵜呑みにできるものでは無いと思います。
また、このレースは62kgを背負った馬が2頭おり、結果、3~4着。
パンパンの良馬場でレースをやると、新潟のようなコースではこの他馬との2kg差はかなりのハンデだろうな・・・と思っていたんですが、こういう馬場になると斤量差ほどの差ではなくなりますね。
この2頭は頑張ったと思います。
2頭とも新潟がベストとは思っていませんので、秋以降、中央場所でも面白い存在になるんではないでしょうか。
以下、1番人気リキサンヒーロー(5着)、3番人気セフティーフライト(10着)とも馬場が全く合っていない感じがしましたし、ここは参考外と考えていいかと思います。
良馬場でスピードが活かせるコースなら見直しですね。
次週からは開催を中山・阪神に移しての秋競馬。
夏に活躍してきたオースミムーンやアサティスボーイ、ハードダダンダン、コウユータイセイ辺りが夏休んでいた有力馬たちとどういったレースを展開するかが焦点になります。
暮れの大障害に向けて、有力馬たちの動向が見え始めする頃でもありますし、9月~10月の障害戦は1鞍たりとも見逃せません。
次週も障害競走をよろしくお願いいたします。
【投稿者】 ぼや