昨年も似たような記事を書きましたが・・・。
今年は中京競馬場がリニューアルされて2年目。
同競馬場で行われる障害競走もリニューアルされて2年目。
しかも、主場扱いで行われる開催が1年を通じてこの開催しかないことから、障害競走も年間に5~6鞍しかありません。
(昨年は5鞍)
そこで、とりあえず現在の中京(障害)リーディング(2012~2013.6.30)を見てみたいと思います。
※カッコ内は成績。左から1着、2着・・・5着、掲示板外)
1位 北沢伸也 (1.1.0.1.1.2)
2位 中村将之 (1.1.0.1.0.1)
3位 林満明 (1.0.1.0.0.4)
4位 黒岩悠 (1.0.1.0.0.3)
5位 難波剛健 (1.0.0.0.1.3)
6位 横山義行 (1.0.0.0.0.1)
7位 小坂忠士 (0.1.2.0.0.0)
8位 植野貴也 (0.1.1.2.0.2)
9位 五十嵐雄祐(0.0.1.2.1.0)
10位 浜野谷憲尚(0.0.1.0.0.0)
(敬称略)
関西圏の競走ですので、上位はやはり関西所属の騎手が多い。
その中で、関東所属で唯一勝利を挙げているのが、現在のところ横山義行騎手ただ一人。
昨年の7月15日に行われた障害未勝利(スーサンストリーム号)でのものになります。
昨年のリニューアル後、中京障害初勝利の騎手は林騎手(2012.7.1)で、モズハリケーン号でのものでした。
また、現在のところ1鞍しか行われていないオープンクラスを勝っているのは中村騎手(シゲルジュウヤク号)となります。
ただ、先週土曜日に行われた障害未勝利を含めても現在まで6鞍しか行われていません。
未だ中京の障害で2勝した騎手はおらず、勝ち鞍という意味においては上位6名が横並び。
あとは2着~5着の回数で差がついているだけの状態ですね。
今年の中京開催での障害は残すところあと4鞍。
6日(土) 未勝利
7日(日) オープン
13日(土) 未勝利
20日(土) 未勝利
すべてのレースが注目ですね。
この4鞍、すべて違う騎手が制し、さらには昨年からの計10鞍すべて異なる騎手が制して2年経っても大混戦が続くのか、あるいは中京勝利経験のある騎手が勝ち、中京(障害)リーディングで1歩抜け出すのか。
丸2年が経過しても頭一つ抜けない大混戦というのも興味深い結果かもしれませんね。
ここまではジョッキー中心に見てきましたが、出走馬として、レースとして、今後を見据えての大注目は7日(日)のオープン。
別定SBでもありますし、何より似たようなコース(すべての障害が周回コースに置かれ、同じ左回り)の新潟ジャンプステークスへの事実上の前哨戦にもなります。
実際に昨年の中京オープンを勝ったシゲルジュウヤクは、そのまま新潟ジャンプステークスに勝利。
そのレースでは、グランドチャペル、カネスラファール、デンコウオクトパス、トーセンオーパスらを抑えてのものですから価値はあります。
さらに、マサライト、フサイチアソートは中2週で小倉サマージャンプに出走。
それぞれ、3着、4着していることからも、とにかくこのオープンは夏場の障害重賞に向けてかなり重要な位置を占めるレースになると思われます。
人にも馬にも注目の障害競走@中京競馬場。
開催もあと3週ではありますが、ぜひともいろんな点に着目してレースを観戦してみてください。
レースの楽しみ方に幅が出て、一層楽しめるかもしれませんね。
【投稿者】 ぼや