明日は阪神競馬場で障害オープンが行われます。
この開催には阪神スプリングジャンプも組まれており、そこへ向けて始動する馬もいるかと思います。
まずは枠順を。
1-1 テイエムブユウデン 60 林
2-2 ドリームマイスター 60 草野
3-3 サーストンムーン 60 浜野谷 蓑島
4-4 リキアイクロフネ 60 横山義
4-5 シゲルゴユウサン 60 五十嵐
5-6 ジュヌドラゴン 60 平沢
5-7 カーペウィアム 59 石神
6-8 ドラゴンハンター 60 植野
6-9 シゲルダイセン 62 田村
7-10 シゲルキョクチョウ 60 中村
7-11 オンワードシェルタ 60 黒岩
8-12 トウショウデザイア 60 白浜
8-13 ローンウルフ 60 山本
以上の13頭ですね。
なお、3番のサーストンムーン号ですが、騎乗予定だった浜野谷騎手が今日のレースで落馬負傷(左肘打撲)のため、蓑島騎手に乗り替わっております。
さて、これらの顔ぶれをみると、まずはトウショウデザイアに目が行きます。
父キングカメハメハ、母タバサトウショウという血統で、半姉にスイープトウショウがいます。
平地時代は未勝利戦を勝てずに一旦金沢競馬に移籍し、そこで2勝を挙げてJRAに復帰。
その後は芝・ダートを問わず中・長距離を使われ、ヒットザターゲット、デスペラードらと競馬をしてきました。
そして、昨年4月の阪神競馬で入障し、いきなり勝利を挙げると、現在までの障害5戦で4回の掲示板確保をマークしています。
唯一大敗したのは阪神ジャンプステークスでした。
が、この時は大幅な馬体減など、いろいろ不安要素もありましたね。
しかし、暮れの阪神(障害オープン)でプラス20kgと馬体を戻し、いきなり3着に好走した辺り、実力の高さを伺わせます。
次に注目するのは未勝利を勝ってきた2頭。
ローンウルフとシゲルキョクチョウ。
前者は2着を0秒7、後者は2着を0秒8突き放しての圧勝を演じてここに駒を進めてきました。
が、トウショウデザイアを含めた人気になりそうなこの3頭は全て逃げ馬。
もちろん、逃げなければレースができないという【コテコテ】の逃げタイプではありませんが、出入りの激しい消耗戦は避けたい馬ばかりです。
そうなると、その1~2列後ろで競馬をする、同じく未勝利上がりのリキアイクロフネ辺りがキーとなるような気がします。
同馬を管理する阿部調教師は今月末で引退となるため、この日曜日が最後の出走となります。
時間的には中山8レースに出走するブラウシュタイン号が最後の出走となるわけですが、このリキアイクロフネにも注目ですね。
さて、明日はこの障害オープン以外にも注目のレースがあります。
中山競馬場のメインレース:中山記念(GII)。
ここに現障害オープン馬であるルールプロスパーが出走してきます。
ルールプロスパーは平地時代にも重賞に3度出走した経験があります。
自身4度目の出走なる平地の重賞競走ではありますが、テンジンショウグン(日経賞)の例もありますし、まずは無事に完走して次走につなげて欲しい部分と、さらに欲を言えば1つでも上の着順を目指して欲しい部分とがありますね。
全人馬とも無事に完走できますように。
【投稿者】 ぼや