新潟ジャンプステークス | 踏み切ってジャンプ

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テーマは『今週の出走』としておきます。








さて、今週の土曜日は新潟競馬場でJ・GIII新潟ジャンプステークスが行われます。


このレースを前にして、ちょっとした予備知識を・・・。






この競走は1999年に実施された障害競走改革によって、1998年までオープン特別として施行されていた新潟障害ステークスを重賞に昇格させる形で行われるようになりました。






このレースですが、1999年の創設当時、新潟競馬場は右回りであり、障害については襷コースが設置されていたんですね。


なので、この年は芝3200mで施行。




2000年は新潟競馬場の大規模な改修工事により、中山競馬場の芝3350mで施行されました。




そして2001年、装いも新たに、生まれ変わった新潟競馬場芝3250mで施行され、以降はこの条件で開催されています。






あ、ちなみに余談ですが、新潟競馬場のゴール板付近のスタンド名




NiLS21(ニルス21)




とは、




21世紀になって作られたNiigata Long Straight




を意味します。








このレースは、障害競走で唯一置き障害のみで行われる重賞競走であり、新潟競馬場の特徴でもある平坦、長い直線を考えると、飛越の巧みさ以上にスピードが要求されるレースと言って良いかと思います。


必要以上に高い飛越よりも、障害を最低限の高さを保ちつつ、スピードを殺さない飛越が求められますね。








さて、この競走の変遷を書いていくと・・・






1999年


創設。


条件は芝3200mのハンデキャップ。


田口大二郎騎手が55.0kgで騎乗することができず、コンキスター号は55.5kgに変更。




2000年


新潟競馬場改修工事により、中山競馬場芝3350mで施行。




2001年


新潟競馬場改修工事終了により、新潟芝3250mで施行。


この年、馬齢表記の変更により、出走資格が3歳以上となる。




2005年


メジロベイシンガー号が牝馬として初めての優勝。




2007年


馬インフルエンザの流行により、9月1日に順延して施行。


穂苅騎手が騎手として初めて同レース連覇を達成。




2009年


2008年いっぱいで障害競走におけるハンデキャップ戦の廃止により、別定戦となる。




2010年


高田騎手がコウエイトライ号に騎乗して1着となり、障害重賞が行われている競馬場(中山、東京、阪神、京都、小倉、新潟)での全場重賞制覇を達成。(騎手として初めて)








そして今年(2011年)にかかっている記録としては、コウエイトライが優勝すれば馬として初めての同レース連覇がありますね。


同時に調教師で連覇した人もいないので、山内調教師が調教師として初めての連覇ということになります。






ジャンプホースPOGの方も、集計がスタートして2度目の重賞となりますし、ぜひ注目して見て下さい!








【投稿者】 ぼやっきー