優しい歌
初めての子をもったとき
女の唇からひとりでに漏れ出す歌は
この世でいちばんやさしい歌だ。
高2のコンクールで歌った曲。
タイトルは、「うた」って単語がどこかに入っていたようなあいまいな記憶しかー。
覚えてたら一報くれ、まいまい。
悟りの境地とはちと違うけど、
なんていうのかなぁ。
最近はただただ悲しいなぁとしか。
あとはぐーるぐる。魔方陣ぐーるぐる(ぇ
腐……負の感情はそれ以外ほとんどない。
いろんな意味で言葉を扱うのは難しい。
言葉にするのも難しい。思考。
心の変化って、何が引き金とか、
正直気付いたあとじゃ推測しかできなくて。
でもどこかであるんだよなぁ。変わったっていう実感が。
こんな積み重ねなら、大人になってもいいかもしんない。
きっと、何気ない変化が塵のように積もっていって
あの子もあいつも結婚したりして
子供を産んだりして
年老いて死んでゆくのかな。
大切なものが、人の命になったりして。
確かめる方法もなければ、必要もないけど
きっと彼女は私をかばって
私もいつかきっと、そうすることがあるかもしれない。