幼い青春
小学校6年生の時に地区対抗キックベース大会があった。
で予選?で準優勝して、本戦にいけることになった(っていってもやっぱり町限定でだけど)
ちょうど夏休み中で、朝7時にラジオ体操が終わると
ご飯も食べずにそのままチャリンコで小学校に直行。
8時半くらいまで毎日練習してた。(朝のだよ!
そんで、予選で準優勝は出来たんだけど
優勝したところとは18-2くらいで負けちゃったんだよね、たしか。
すっごい強かった。
小学校も違う子たちだった。(でも中学が一緒で、何人かとはすごく仲がよくなったっけ。
で、もうとにかくそれが悔しくて。
毎日毎日。
監督っていうか指導者も地区のおじちゃんだったんだけど
どうしたら遠くまで飛ぶかーとか色々研究して(足を太ももから振るとか練習してた
がんばってた。
そして、本戦。
なんとか順当に勝ちあがっていって、
なんと決勝戦は予選でフルボッコにされたあの地区と。
やっぱり強いもんな。でも今度は負けない!
今回は皆頑張ったかいもあって、
五分五分の試合。
そして私たちの攻撃。
たしかすっごい伸びたとおもう。
キックベースってホームランが無いでしょ?(たぶん
で、拾ってきた相手チームが一生懸命ホ-ムにむかって投げた。
完全アウトなタイミングだった。
そしたら監督がランナーに向かって「スライディングしろ!!!!」
って叫んだんだ。
とりあえず芝生だったけど、私たちは体操服なんかじゃない、普通の私服を着てた。
それに今までスライディングの練習なんかしたことなかった(普通しないんだろうけど
でも、ランナーの子はヘッドスライディングしたんだ。
そして判定はセーフ。
確か勝ち逃げだったんじゃないかな。5-6で。
とにかく感動した。
すっごい嬉しかった。
あたしはヘタレだから、足の薬指の爪が割れて途中で退場?しちゃったんだけど
やっぱり嬉しかった。
本当に。
良く考えたら、すっごい青春だったんだよなぁアレ。
と、友人とキャッチボールしたいなぁって
話してたらかこのことを思い出したんで
語ってみた。
これは、当時の私にしてみれば
佐賀北の優勝くらい劇的なフィナーレったんだ。