あたし
優れた人になりたいと思っていました。
同時に、可笑しな人になりたいとも思っていました。
私は平凡な人間、そして同時になにより平凡を嫌う人間です。
どんな形でもいい。とにかく私だけの自分を見つけたかった。
誰にでも誇れる、誰の記憶にも残る
そんな人間に。
夢を見てはいけませんか?
そろそろ現実を見つめるべきですか?
でも、深層心理はきっと死ぬまであり続けるはず。
今日も私は平凡な人間、でも『特別』に憧れを抱き続ける人間です。
特別ななにかを手に入れるために。
なにかに成り変るために。
そして、私が枯れるまで潤いを求めて。
私は