さよなら。さよなら。さよなら。
23日は高校の部活で「3年生を送る会」が盛大に行われました。
残念ながら、インフルエンザにかかってしまった子などがいて
全員が揃うことはありませんでしたが。
実を言うと、ちょっと行きたくないなって思ってました。
後輩に手紙を書いて渡さなきゃいけないんですけど
面倒だし、私は字が汚いので、書きたくなかったんです。(まあ最終的には書きました)
それに、私はなんと言ってもシャイ?で
あまり馴染めてなかったんですよね。
でも、2年生の子はもちろん、私達を知らない1年生の子が
一生懸命企画を考えてくれて、とても楽しく過ごすことが出来ました。
同学年の子も、今日でお別れ。
前々から用意していたマグカップがあったんです。
喧嘩したりしたけど、中学校から、ずっと一緒にいた子に渡すつもりでいたもの。
けれど、今日はこれないらしい・・・
悩みに悩んだ末、一緒にマグカップを買いに行ってくれ、仲のよかった子にあげました。
彼女は最初さえ笑っていたものの、思い出の歌を歌い始めると(私は音楽部でした)
下をうつむいて泣き出してしまいました。
私は、歌を懐かしんで泣いているんだと思っていたけど、
彼女は私のサプライズに泣いていた、との事でした。
言えるわけないよな・・・(´-ω-`)
ま、結果オーライってやつだ(・∀・)
思えば、部活を本当に辞めたいと思った日もあった。
何も出来ない自分が嫌で、自分を取り巻く環境が嫌で
部活の子を恨んだりもした。
結局、先生や先輩や同級生の子に説得されて
最後まで続けたけれど
どうしても「途中でやめることが出来なかった意気地なし」だと
自分の事を詰り続けてきた。
今日、そんな自分から解放された気がした。
最後まで続けられてよかった。
確かに、もっと一生懸命やれた、一生懸命やればよかった。
今の輝いている後輩や同級生を見てると、後悔の念は消えない。
だけど、こんな素敵な子達と一緒にすごせた高校時代、
私にとっては、大きく、輝く宝物になった。
みんな、ありがとう。
また、来年、一つ大きくなったあなたたちと、同じステージで歌えるよう私も大きくなってここに帰ってきます。
『あの優しかった場所は・・・』
そう、心にこの歌を刻み込んで
私は、この場所へ帰ってきます。
その日まで、みんな、さようなら。