勉強すると、どんないいことがあるのか | ジャンプ学習教室の塾長ブログ

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兵庫県加西市で小・中学生対象の塾をやってます。
綴るのはあまり勉強に関係ないことを中心にしたいと思っています。

先日、『声に出して読みたい日本語』で有名な明治大学教授の齊藤孝氏の著書『教育力』を、機を得て読んでみたのだが、その中の一箇所に思わず見入ってしまった。要するに、感動した。  (以下、抜粋 ・一部要約)

 

 「勉強するといいことがあるのだが、それが何かおわかりだろうか。勉強するといちばんいいことは、知識が増えること以上に、頭がよくなるということなのだ。運動が苦手な人でも、運動部に入って何年かやっていると、ある程度、体が動くようになる。それと似ている。

 勉強すると頭が良くなる。頭が良くなると同時に心のコントロールもうまくいくようになる。 勉強しすぎて、ものすごくキレやすくなった人の率よりも、ぜんぜん勉強しないでブチキレている人の率が圧倒的に高い。」

 

 まさに「目から鱗」だった。長年、教育に関わっていながら、どうしてこのことに気が付かなかったのだろうと思った。

 同時に、塾というものにどこかしら後ろめたさを感じている己が心に、なにかしら温かなものをもたらしてくれた。勇気をもらえた。

 齊藤孝氏に感謝したい。