8月27日(火)。長崎県平戸市の酒蔵、福田酒造さんの地酒「福海(ふくうみ)」。色米レイホウを醸した、純米無濾過生酛生原酒、を呑む。


さて、残暑厳しい中、うなぎ丼をガッツリ食いたいところだけれど、米がなかなか手に入らないので、代用食。島原手延べそうめん、があるので、今夜の〆は「うなそうめん」だ。長崎県平戸市の地酒のあとには、長崎県島原市の名産品のそうめん、も良いものだ。


その前に、前菜で、「もろきゅう」で呑もう。今年は、夏野菜が不作で高い。だから、ちょっと太すぎ・細すぎ・曲がりすぎ、という訳アリ品を安く買ってくる。酒呑みは、もろきゅう、とかつくるだけなので、曲がろうが、均等な太さでなかろううが、かまわない。で、、「福海」を呑んでみる。


このスペック。生酛仕込み、無濾過生原酒。色米、レイホウは、醸せばなかなか、味わい・旨味ゆたかだ。そして、無濾過の生。ピチピチと跳ねるような微発泡感。深みある酸味。この、残暑まだ厳しい時季に、キリリと冷やしていただくに相応しい酒だ。


お次のアテは、焼き鳥。塩。ももと、ねぎま。七味・山椒をたっぷりかけても、このピチピチした生原酒が勝ので、問題なし。


で、ここで、うなぎ丼の代わりに、「うな素麺」。うなぎで呑むのも良いが、長崎県島原市の素麺をすすりこみながら呑む、長崎県平戸の地酒も最高だ。


ちょっと余った「福海(ふくうみ)」は、いぶりがっこクリームチーズで呑んでしまう。ガスが抜けていくのは惜しいからね。


食後のスイーツは、宮城県志津川の、「お山のマドレーヌ」。漁村のイメージだけれど、「お山」なんだな。確かに、震災津波で漁村が大きな被害を受けてから、「お山の集落」が築きあげられた。津波で流されて、鉄道での復旧を断念した気仙沼線に代わって走る、BRT、というバスも、お山の方を大きく迂回したりしている。ともあれ、食べて応援、南三陸町。


コーヒー マンデリンでいただきました。バターでなく、マーガリンを原料にしているけれど、バニラエッセンスをうまく配合しているので、それほどくどくない仕上がりだ。おっと、204kcalもあるのか。しまった。


と言っているだけで、河道屋の蕎麦ほうろ、にも手を出す。「花」ではなく、真ん中の部分を焼いた「蕾」が、食べ過ぎ防止調整が効くのでお気に入り。

と言いつつ、今夜も食べすぎる。これは、緑茶がベターだったかな。ごちそうさまでした。