7月3日(水)、山口県岩国市御庄(みしょう)の、村重酒造さんの地酒「純米酒 金冠黒松」を呑む。70%精米の、普通純米だ。


御庄(みしょう)は、現在、三セクの錦川鉄道になった、旧国鉄岩日線(岩国と、山口線の日原駅を結ぶ計画で建設されたので、この名前。途中で計画が頓挫して、錦町止まりに。)の駅名。丁度、山陽新幹線の新岩国駅の軒下の延長上にあって、故 宮脇俊三氏が、このあたりを乗り潰して、最後にこの岩日線に乗り、帰路、在来線で広島に出たら最終のひかりで東京に帰れないので、この「御庄(みしょう)」駅で下車して、新岩国駅から「こだま」に乗って広島で乗り継げないかと計画したくだりがある。全く別の駅名なので心配されたようだけれど、本当に軒沿を少し歩くだけなので、安心されたようだ。自分も、(学生時代は金がなくて、道具として新幹線を気軽に使えなかったので、就職してから)行ってみた聖地だ。ただ、残念ながら、現在では「清流新岩国」という平凡な駅名になってしまっている。(乗り継ぎのお客さんには分かりやすいのだけれど、宮脇ファンとしては、ちょっと寂しい。)


さて、今日は、醤油皿を買い替えた。プレステ皿。黒の方がかっこいい感じだけれど、醤油を入れたら、容積も色調もわからないかな。


ポン酢でも、よくわからない。やはり、ライトグレーの方が、醤油皿には良かったな。


さて、まずは、岩国・御庄の地酒「金冠黒松」を、クジラのベーコンでいただく。鯨用のポン酢を、プレステ皿に入れて、鯨を泳がせてアテに。やはり、ライトグレーの方が実用的だ。そして、純米酒金冠黒松。米の旨味がしっかり、酸味も強め。70%精米らしいクラシカルな味わいだ。鯨のような脂っこいアテには、相性も悪くない。1,300円+税。


お次は、やはり、山口県の地酒なので、かまぼこと、ちくわをアテに、呑み進む。金冠黒松の古風な味を、しっかり愉しむ。


近国から、九州産のかます。開きを焼く。じゃこ天は、愛媛県八幡浜産。こちらも焼いてアテに。そして、ご当地、下関市の林兼産業さんのピリ辛ソーセージもアテに、呑み進む。


アジフライのアジは、長崎産。最初の4尾は、タルタルをかけてアテに。


食べ過ぎだけれど、もう4尾。今度は、とんかつソースをかけてアテに。今日は、つまみが十分過ぎるほど多くて、金冠黒松、楽々、完飲。


さて、今日の食後の甘味。山口県のお菓子がないので、代わりに、岩手県から。大谷翔平選手、ツーランも出て、球宴も決まりそうなタイミングだったので、盛岡市の花月堂さんの「レモンケーキ」をいただく。蒸し暑い季節は、このレモンの爽快な甘酸っぱさがいいな。コーヒー マンデリンでいただきました。