6月24日(月)、山口県岩国市、八百新酒造さんの地酒「雁木 夏辛口純米」を呑む。60%精米の特別純米スペック。麹に山田錦、掛に西都の雫を使用。日本酒度+9、酸度2.0。酸っぱ辛いスペックだけれど、どんな味わいだろうか。


〆、には、「瓦そば」ふうの、カリカリ炒め茶そばを用意してある。(但し、タンパク源が多すぎるので、牛肉なしだ。)


まずは、もやし増量の八宝菜を前菜にして、雁木を呑み始める。確かに、日本酒度+9、だけあって、切れ味鋭い辛口のインパクト。が、それだけではなく、あとから、夏酒に相応しい、爽快な酸味が付いてくる。味の役割分担が、この蒸し暑い季節にいいなと思う。


山口の酒なので、練り物で呑み進める。この蒲鉾(紅)は、トマト色素だそうだ。写真ではわかりにくいけれど、暗い赤色で、うまそうではない。やはり、今まで通り、風評など気にせずに紅麹を使って。もう少し明るく仕上げて欲しい。紅麹が悪いのではなく、小林製薬の品質管理が悪かっただけなのだから。ともあれ、練り物と、山口県の地酒は、合わないはずがない。ちくわと蒲鉾で、呑み進める。


山口県とは無関係だけれど、カニ焼売をアテに、雁木を呑む。爽快で切れ味良い味わいの夏酒は、シウマイのような脂っこいものでも、きれいに流してくれるな。


で、〆の、「瓦そば」ふう。ちょっとカリッとさせてアテに。「雁木」がほとんど終わっているが、ちょっとだけ残った。


食後の甘味で、呑んでしまおう。今日の甘味は、田布施町(柳井の西隣)の、田舎もち本舗「たけした」さんの、「もっちり生どら焼 かくかく」(かく、は、赤へんにつくりも赤。漢字が出ないや)。これ、皮のもちもち感が独特。手触り、舌触り、唇触りともに、面白い。まずは、雁木のアテにいただき、残りは、お酒をうすめながら、コーヒー マンデリンでいただきました。 ごちそうさまでした。